小林鷹之氏、弁護士の妻に総裁選出馬告白した時に言われた言葉とは？／インタビュー

本紙のインタビューに応じ、ポーズをとる自民党の小林鷹之前経済安全保障相＝2024年9月3日

自民党総裁選（12日告示、27日投開票）にいち早く出馬表明した「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相（49）が、日刊スポーツのインタビューに応じた。

初挑戦の舞台は、消えたはずの派閥の影もちらつく権力闘争の場だが「知名度ゼロからの出発。仲間を信じ、1人でも多くの人に思いを伝えるだけ」と構える。「率先垂範」が、東大ボート部主将の経験を通じた理想のリーダー像。出馬の意思を伝えた弁護士の妻からは、「泣き言は言うな」と、愛のあるゲキを飛ばされたことも明かした。【中山知子】

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－総裁選出馬にあたり、ご家族の反応は

小林氏　政治家になろうとした時、（当時勤務していた）財務省を辞めようと思った時にも許してくれて、何も反対せずに、ただ「泣き言だけは言うな」と、言われました。今回も同じようなことを言われましたね。最初は、なんとなく冗談ぽく聞いていましたが、「本気でやるよ」と言ったら、「分かった。大変だと思うけれど、泣き言は言うな」と。人として最高に尊敬していますし、（中学2年生の）娘がいるんですけが、娘にも感謝します。妻と娘が精神的に私の支えになってくれているのは、間違いのない事実。家族にはむちゃくちゃ感謝しています。

－奥さまは弁護士でもいらっしゃる

小林氏　家事や育児は、妻に負担をかけてしまいました。それをしっかりやってくれて、私の政治活動も支えてくれている。プロなので、仕事は仕事でちゃんとやっていますが、多分睡眠時間を削りながら、その中で家のこともやってくれる。すごくありがたいと思っています。

－2人で話すことは

小林氏　それは話しますよ。最近、総裁選モードに入ってからは、なかなか家に帰れなくなりましたが…。

－お嬢さんの反応は

小林氏　もう思春期なので、今は距離がありますけれど（笑い）、私の活動がテレビや新聞で出たりすると、すごく気になるみたいです。私がいないところでは、妻や祖父母と電話で話したりとか（伝え聞く）。かわいらしいなあと思いますね。