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IVE、東京ドームでワールドツアーファイナル公演 2日間で9万5800人の「DIVE」熱狂

日刊スポーツ / 2024年9月6日 5時0分

「IVE THE 1ST WORLD TOUR ’SHOW WHAT I HAVE’」東京ドーム公演でパフォーマンスするIVE。前列左からイソ、ガウル。後列左からレイ、リズ、ウォニョン、ユジン(田中聖太郎氏撮影)

6人組ガールズグループのIVE(アイヴ)が5日、東京ドームで、世界19カ国を回るワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」ファイナル公演を開催した。グループ初となる、念願の東京ドーム。4日からの2日間で9万5800人を熱狂させた。

   ◇   ◇   ◇

大量の紙吹雪が舞う中、レーザービームに照らされ登場。リーダーのユジン(21)は「東京ドーム、盛り上がってますか!?」と笑顔。ウォニョン(20)が「DIVE(ファンの呼称)、だーいすき!」と手でハートマークを作ると、大歓声がドームを揺らした。

グループ初のワールドツアーは23年10月の韓国・ソウル公演からスタート。19カ国で計37公演を行い、42万人を動員した。

ファイナルの地は、グループ史上最大規模となる初の東京ドーム。冒頭、日本人メンバーのレイ(20)は「DIVE、ただいま~!」とにっこり。イソ(17)はこれまでを振り返り「(ここまで来られて)うれしいような悲しいような。でも、皆さんに会えてとても幸せです」。ガウル(21)は大歓声に包まれ「涙をこらえるのが大変でした。全部DIVEのせいだよ」とほほ笑んだ。

クールでキレキレのパフォーマンスからキュートな笑顔まで、幅広いジャンルの楽曲で魅了。アンコールでは、メンバーが涙ながらにツアーを振り返った。

リズ(19)は「DIVEの皆さんのキラキラしたまなざしを一生心に刻んでおきたい」と涙。ユジンは「私が好きな人たちと一緒に、私のことを好きな人たちと、私の大好きなことでステージに立てている。これをずっと続けていけるなら、私は生涯幸せに生きていけるだろうと確信できました」と笑顔で言い切った。

最後にレイは「こんなにも大きな、IVEの夢だった東京ドームで、2日間観客で埋め尽くされた会場でコンサートすることができて本当に幸せ」と瞳を潤ませた。「私たちIVEは走り続けます。皆さん着いてくる準備はできていますか?」と呼びかけると、観客も大声援で応えた。

最後はメンバー全員で肩を寄せ合い「お疲れさま!」とねぎらい合った。約11カ月に及んだツアーの終着点で、最高の笑顔を見せた。【玉利朱音】

◆IVE(アイヴ) リーダーのYUJIN(ユジン、21)WONYOUNG(ウォニョン、20)に、GAEUL(ガウル、21)、日本人メンバーのREI(レイ、20)、LIZ(リズ、19)LEESEO(イソ、17)の6人組。グループ名は、「I HAVE=IVE」を意味し「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。21年12月1日に「ELEVEN」で、韓国デビューし、数々の新人賞を獲得。22年8月に発売の「After LIKE」はミニオンセールスを突破し、同年大みそかのNHK紅白歌合戦にも初出場。8月28日、日本では約1年3カ月ぶりとなるEP「ALIVE」を発売。

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