小泉進次郎氏「迷ったらフルスイング、思い切ってやれば後悔残らない」モットー語る 出馬会見

自民党総裁選への出馬を表明する小泉元環境相（撮影・小沢裕）

自民党の小泉進次郎元環境相（43）が6日、東京都内の選挙事務所で記者会見し、党総裁選（9月12日告示、27日投開票）への出馬を正式に表明した。

前日5日に投稿したX（旧ツイッター）内で、自身の政治のモットーについて触れる場面があった。「本日5日は、社会人教員の皆さまとの意見交換のため、神奈川県にある聖光学院に伺いました。聖光学院は『教員の多様化』を目指して、社会人経験のある教員を積極的に採用する取り組みを行っており、充実した意見交換になりました」とつづり、訪問した際の動画もアップした。

その動画は聖光学院中・高の野球部員の前で熱弁する様子が撮影されていた。小泉氏自身も神奈川県の高校球児だったこともあり、話題は野球へ。高3の夏、満塁で投手ゴロ併殺に終わった過去を振り返り「やっぱり最後、当てに行っちゃったんだよね。チームにも迷惑かけて。今でも自分の中で小心残りです」と打ち明けた。

さらに「今こうやって政治をやってても、自分の中のモットーは、迷ったらフルスイング。いい結果が出ても、そうじゃなくても、フルスイングすれば、思い切ってやれば、後悔は残らない。そんな思いでやってます」と熱弁していた。

自民党総裁選の出馬表明は、小林鷹之前経済安保相（49）、石破茂元幹事長（67）、河野太郎デジタル相（61）、林芳正官房長官（63）、茂木敏充幹事長（68）に続いて6人目。