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小泉進次郎氏が父・純一郎氏の名フレーズに似た言葉を連呼「聖域なき規制改革を断行」

日刊スポーツ / 2024年9月6日 14時21分

記者会見で自民党総裁選への出馬を表明する小泉元環境相(撮影・小沢裕)

自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、東京都内の選挙事務所で記者会見し、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した。キャッチフレーズは「決着 新時代の扉をあける」。「自民党が本当に変わるのか。変えられるのは誰か」を訴えるとした。

決意表明の中では、父親の小泉純一郎首相(82)のキャッチフレーズの1つだった「聖域なき構造改革」を思わせる「聖域なき規制改革」という言葉を、何度も繰り出した。

「今までの自民党ではできなかったこと、私たちだからこそできることに挑戦する」とした上で、「自動車産業に加え、世界で稼げる産業を。日本の産業の柱を1本足打法から二刀流へ。そのためには必要な人材が必要な場所で輝けるように、労働市場改革を含め、聖域なき規制改革を断行します」と述べ、解雇規制の見直しに言及した。

また、これまで携わってきたライドシェアの全面解禁をあらためて主張。「業界や既得権益側が認める範囲内でしか政策を進められない自民党を、変える。国民の願いや希望がかなう、聖域なき規制改革を進め、自民党を真の国民政党に変える」と訴え、「聖域なき-」のフレーズを連呼した。

純一郎氏は2001年4月の首相就任後に国会で行った所信表明演説で「恐れず、ひるまず、とらわれず。聖域なき構造改革を断行する」と訴えたことで知られ、「聖域なき-」は当時、純一郎氏の代名詞でもあった。【中山知子】

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