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「知的レベルの低さ」小泉進次郎氏がフリー記者の痛烈質問を絶妙に切り返す「ご指摘肝に銘じる」

日刊スポーツ / 2024年9月6日 14時33分

自民党総裁選への出馬を表明する小泉元環境相(撮影・小沢裕)

自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、東京都内の選挙事務所で記者会見し、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した。質疑応答の中で、フリーランスの記者から「知的レベルの低さをみなさんが心配している」と指摘されるひと幕があったが、笑顔を交えながら絶妙に切り返した。

記者は、「進次郎さんがこの先首相になってG7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと、みなさんが心配しております」「それこそ日本の国力の低下になりませんか。それでもあなたはあえて、総理を目指されますか?」と指摘した。

進次郎氏はこの指摘に「私に足らないところが多くあるのは事実だと思いますし、完璧ではないことも事実」とした上で「しかし、その足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります。その上で今まで培ってきたものを、1人1人と各国のリーダーと向き合う覚悟、そういったものは私にはあると思っています」と、胸を張った。

「(初当選から)15年間、野党、与党の経験を積み重ねてきた。そういったことをしっかり国際社会でも発揮し、国民のみなさんに『大丈夫だな』と安心感を持ってもらえるよう最大限努力したい」とも、切り返した。

質問者の記者の名前をたずね「このようなご指摘を受けたことを肝に銘じ、『あいつ、ましになったな』と思っていただけるようにしたい」と述べると、同じような質問を、環境相就任時の最初の会見で投げかけられたことを振り返った。「2年間、環境大臣を務めた後、そのベテランの記者さんとは、退任の時に花束を頂く関係になりました。(質問した記者とも)そうなれればうれしいです」と、呼びかける場面も。「知的レベルが低い」と問いかけたフリー記者は「分かりました。勉強してくださいよ」と応じ、進次郎氏は「はい」と述べ、取り乱すことはなかった。

「知的レベルの低さ」はこの日、インターネットのトレンドワード入り。「本音すぎる質問をする記者と進次郎のやりとり。良いじゃん」「そしてこの小泉さんの返しは知的レベル低い人の返しじゃないんだよなぁ。むしろ高すぎるだろ」などのコメントが寄せられている。【中山知子】

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