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葉加瀬太郎、ラムゼイハント症候群公表も「顔左半分以外は元気」世界的歌手も罹患の顔面神経麻痺

日刊スポーツ / 2024年9月6日 15時19分

葉加瀬太郎(2023年11月撮影)

バイオリニスト葉加瀬太郎(56)が6日、自身の公式を更新し、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群に罹患(りかん)していると発表した。

「全国ツアーを目前に控えた先月のある朝、僕の身体に異変が起きました」と書き出し「左目がむず痒く、まつ毛が入ったのか、ものもらいが出来たのか何かそんな感じでした」と報告。「その日のうちに病院にかけ込み、すぐMRIを撮り脳には異常がない事を確認しました」と明かした。

そして「、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群と診断されました。一昨年にジャスティンビーバーが公表したのと同じ症状で、気が付いたら僕の顔面左半分は全く動かなくなっていました」と病名と現在の症状を打ち明けた。

「ツアー初日までに症状が治ってくれれば良かったのだけど、完治まではまだまだ程遠いらしい」が、全国ツアーは開催するという。「皆さんが楽しみにしてくださっているコンサート中のトークは少しばかり上手く出来ないかもしれませんがいつも通り、というか、いつも以上に楽しいコンサートをお届けするつもりです。ご心配おかけしますが顔の左半分以外は元気いっぱいです」と意気込んだ。

大阪府吹田市出身の葉加瀬は東京芸大入学後(のちに中退)に「クライズラー&カンパニー」を結成し、96年に解散。99年、東大生タレントの高田万由子と結婚し、高田姓に改姓。現在二児の父。TBS系「情熱大陸」のテーマ曲などで知られる。

▼発表全文

今日は皆さまにご報告があります。

葉加瀬太郎コンサートツアー2024は僕にとって新たな挑戦であり、ワクワクが止まらないほど楽しみにしていたツアー。そんな平均年齢60歳のメンバーと結成したバンド、TARO HAKASE&THE LADSの全国ツアーを目前に控えた先月のある朝、僕の身体に異変が起きました。

左目がむず痒く、まつ毛が入ったのか、ものもらいが出来たのか何かそんな感じでした。午後、いつものラジオ番組の収録の際、ゲストとの記念撮影でスマイルしようと思ったら顔の左半分が動かない事に気づきました。

その日のうちに病院にかけ込み、すぐMRIを撮り脳には異常がない事を確認しました。

しかし診察の間も顔の違和感は増すばかり。

その後、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群と診断されました。一昨年にジャスティンビーバーが公表したのと同じ症状で、気が付いたら僕の顔面左半分は全く動かなくなっていました。

それから、ありとあらゆる治療を試みていますが、この病は安静にする事が一番とのこと。

であればツアーをキャンセルするべきか、決行するかと随分と悩みました。

でも、コンサートは僕の人生そのもの。

まして今回はこのバンドにとって初めてのツアー。僕には中止する理由は見つかりませんでした。

ツアー初日までに症状が治ってくれれば良かったのだけど、完治まではまだまだ程遠いらしい。日常生活に支障がないとは言えない状況ではありますが、先日の5日間のリハーサルは滞りなく、それどころか僕が今までに経験した事のないくらいエキサイティングなものでした。

皆さんが楽しみにしてくださっているコンサート中のトークは少しばかり上手く出来ないかもしれませんがいつも通り、というか、いつも以上に楽しいコンサートをお届けするつもりです。

ご心配おかけしますが顔の左半分以外は元気いっぱいです。

今年のスーパーサウンドを楽しみにしていてください。ぜひ魂の音楽を聞きに来てください。

会場でお会いしましょう。

9月6日

葉加瀬太郎

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