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野田佳彦元首相「岸田3世から小泉4世に」吉田晴美氏「上級国民と言われる」自民の世襲批判

日刊スポーツ / 2024年9月7日 14時3分

野田佳彦氏(2017年7月撮影)

任期満了に伴う立憲民主党の代表選に出馬した、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)が、告示日の7日に行われた立候補者討論会に出席し、野田佳彦元首相(67)に対し政界の「悪い慣習」について質問した。

紺色のパンツスーツにスニーカーで登場。吉田氏は「政治とカネ、これも悪い慣習だと思うんですけど、その他で、野田議員の考える悪い政治の慣習、どのようなことがありますでしょうか」と聞いた。

野田氏は「慣習というかですね…岸田(文雄首相)さんは辞められて、次の可能性がある人が小泉(進次郎元環境相)さんじゃないですか。岸田3世から小泉4世になっていくわけですよね」と皮肉りながら「どう見てもやっぱり…世襲の議員にも優秀な方がいっぱいいる、という前提ではありますよ。でも自民党はその数が多すぎるし、閣僚の半分だし、今回の総裁候補の半分だし、平成を見ていくと、総理大臣になった人で世襲じゃないのは菅(義偉)さんだけなんですよ。ということは、これは国家の姿かというと、その見直しはすべき」とした。

続けて「もちろん被選挙権は平等ですので、それはよく踏まえながらも、立憲民主党の到達点として出てきたのは、政治資金の問題からそれを制限していこう、と。政治資金は非課税ですから、相続させない、というところから議論をスタートするのが一番大事だと思います」と持論を語った。

質問者の吉田氏は「相続税がかからないとか、上級国民と言われてしまうような政治の慣習は、私もあらためるべきかと思います。日本独特の部分かとおもいますけど、時代が変わってきている中ですから、今、政権交代で変えるチャンスではないかと思います」と返答した。

吉田氏は、ともに出馬に意欲を示していた江田憲司元代表代行(68)が、吉田氏の一本化で出馬を見送ったことで、届け出締め切りギリギリのタイミングで出馬が決まった。吉田氏は衆院東京8区選出。2021年衆院選で自民党の石原伸晃元幹事長をやぶって初当選し、注目を集めた。

代表選は枝野幸男前代表(60)、野田元首相、現職の泉健太代表(50)と吉田氏の4人の戦いとなる。投開票は9月23日。

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