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「私が総理になったら」小泉進次郎氏が銀座ど真ん中で総裁選初の街頭演説 厳戒警備の中5000人

日刊スポーツ / 2024年9月7日 15時17分

銀座四丁目交差点で街頭演説する小泉進次郎元環境相(撮影・中島郁夫)

自民党党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した小泉進次郎元環境相(43)は7日、東京・銀座四丁目の交差点で、総裁選出馬後初の街頭演説を行った。気温35度で真夏のような太陽が照りつける中、休日の歩行者天国エリアで、約5000人(陣営発表)が足を止め「令和版・小泉劇場」に聞き入った。

上着を脱いで白シャツ姿で選挙カーの上に立った進次郎氏は「私が総理総裁になったら」「私が総理になったら」というフレーズを連呼。出馬会見でも訴えた、早期に衆院を解散し総選挙に踏み切る考えを示した上で、<1>政治改革<2>聖域なき規制改革、選択的夫婦別姓など人生の選択肢拡大というの3つの改革を「1年以内にやります」と訴え、理解を求めた。

出馬会見翌日に、多くの人が集まる銀座4丁目交差点を街頭演説の場に選んだことについて「今の自民党に必要なのは、内向きのことばかりを見るのではなく、国民のみなさんの方を見ること。業界団体や既得権益が認める範囲内でしか政策を進めない、そういう自民党を変えていきたいから」と訴えた。「そのために、1人でも多くの国民のみなさんに力を貸していただきたい」とも述べ、国民を巻き込んで支持を拡大し、3度目の総裁選挑戦で総理総裁の座にのぼり詰めた父、小泉純一郎元首相(82)を思い出させるような演説を展開。「3つの改革は1年でやります。覚悟をもって戦い、自分らしい生き方ができる国をつくります」とも呼びかけた。

総裁選に出馬表明した次期総理総裁候補の1人ということもあり、演説会場周辺では、警視庁関係者らが物々しい警備を敷いた。聴衆には手荷物検査も行われるなど、厳戒態勢だった。【中山知子】

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