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松岡茉優、舞台初共演の江口のりこに自作水ナス差し入れ「喜んでくれた」親密な関係語る

日刊スポーツ / 2024年9月7日 18時0分

舞台「ワタシタチはモノガタリ」の初日前会見に出席した松岡茉優(撮影・野見山拓樹)

俳優の松岡茉優(29)が7日、都内で行われた舞台「ワタシタチはモノガタリ」の初日前会見に出席した。

同作は、23年に鶴屋南北戯曲賞を受賞した劇作家・横山拓也(47)書き下ろしの新作舞台。江口のりこ(44)演じる肘森富子は作家志望で、松尾諭(48)演じる同じ文芸部所属の同級生・藤本徳人が中学3年で東京に引っ越してから15年も文通を続けた。「30歳でも独身だったら結婚しよう」と冗談交じりの言葉を交わしていたが、徳人は30歳で結婚。その後、富子は往復書簡に脚色を加え、富子を「ヒジリミコ」、徳人を「フジトリヒト」という名に変えてSNSに小説として投稿。絶大な人気を得て、映画化の話も浮上する。物語の中に生きるミコやリヒトの思いも絡んで、現実と虚構が交錯するコメディーとなっている。

松岡は空想上の富子であるミコ役と、俳優の川上丁子役の2役を演じる。「2つの役がどういうふうに作用するかを楽しみにしていただきたい」と見どころを語った。

松岡は主演の江口とドラマで何度も共演経験があるが、舞台では初めての共演となる。「役柄もあるのかよく(江口)のまねをする。(江口演じる)富子さんが喜ぶと私たちもうれしいし、しょんぼりしていると私もしょんぼりするので、子どもみたいな気持ちになる」と語った。

舞台裏でも仲良しで、「今朝は水ナスで喜んでくださいました」と自作の水ナスを持ち寄って喜ばせていた。江口も「茉優ちゃんには助けられることが多くて、芝居が終わって自分の席に戻ったらさっと食べ物を出して、栄養を補給してくれる」と笑顔だった。

同作は東京・渋谷のパルコ劇場にて、8日に開幕する。

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