小泉進次郎氏の切り返しに東国原英夫氏「パーフェクト」と称賛も花束エピソードにはツッコミ

東国原英夫氏（2024年1月撮影）

元宮崎県知事の東国原英夫氏（66）が7日放送のカンテレ「ドっとコネクト」（土曜午前11時20分）に出演。

自民党の小泉進次郎元環境相が6日に行った党総裁選（9月12日告示、27日投開票）で話題となったフリーランス記者の質問について言及した。

会見で、記者が「この先、首相になってG7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと、皆さん心配しております」「それこそ日本の国力の低下になりませんでしょうか。それでもあなたはあえて、総理を目指されますか？」と質問。

進次郎氏は「私に足らないところが多くあるのは事実だと思いますし、完璧ではないことも事実」とした上で、「しかし、その足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります。その上で今まで培ってきたものを、1人1人と各国のリーダーと向き合う覚悟、そういったものは私にはあると思っています」などと答えた。

進次郎氏の記者への切り返しに、東国原氏は「パーフェクトですね。こんな知恵があるとは思いませんでした。素晴らしい。錬磨されていますね。準備もされていたんでしょうけど…質疑応答の」と称賛。

元毎日新聞記者でノンフィクションライターの石戸諭氏（40）は、「（質問は）厳しいようでいて、あんまり厳しくないんですよ。あのぐらい返されちゃうような質問じゃないですか。別に失言を誘ったわけでもなければ、単に株を上げただけっていう。小泉さんに対して批判的なトーンで突っ込んでいった割には、うまく切り返したことで小泉さんの株は、もう爆上がりですよ。ナイスアシストっていう感じ」と指摘する。

MCのフリーアナウンサー石井亮次（47）が、進次郎氏がこの切り返しの続きで、環境相時代の記者会見で批判的な質問をしてきた記者が、退任の際に花束を贈ってくれたことを振り返り、今回の相手記者とも「そうなれればうれしいです」と話していたことに触れる。

これには、東国原氏が「（進次郎氏が）環境大臣をあがる時、花束をもらった時に（記者から）『ましになったな』とは言われていないんですよ。花束は誰でももらうんです。花束をもらわない方がおかしい」とツッコミ。石井アナも「そこなんですよ。そこが小泉さんのうまいところ」と苦笑していた。