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男女デュオのハンバート ハンバートが映画「ぼくのお日さま」太鼓判、楽曲着想受け製作「感謝」

日刊スポーツ / 2024年9月7日 18時4分

映画「ぼくのお日さま」先行公開舞台あいさつに登壇した、ハンバート ハンバートの佐野遊穂と佐藤良成(撮影・村上幸将)

男女デュオ・ハンバート ハンバートが7日、東京・TOHOシネマズシャンテで行われた映画「ぼくのお日さま」(奥山大史監督、13日公開)先行公開舞台あいさつに登壇。14年にリリースした、自身の同名楽曲に着想を受け、製作された作品に太鼓判を押した。

「ぼくのお日さま」は、5月にフランスで開催された第77回カンヌ映画祭ある視点部門に出品された。今年の同映画祭では、映画祭のオフィシャルセレクション部門の中で、日本作品として唯一の出品となった。雪の降る街を舞台に、フュギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川ら3人の視点で描かれる。雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描き、商業映画デビューとなった28歳の奥山大史監督が撮影、脚本、編集も手がけた。

ハンバート ハンバートの佐藤良成は「監督からいただいた手紙を読んで監督の熱意、誠実さが伝わってきて、手紙の時点で、きっといいんじゃないかなと」と、奥山大史監督(28)の誠実さに胸打たれたと振り返った。そして「前作を2人でビデオで見て、絶対やりたいと快諾しました」と、佐野遊穂とともに、同監督の19年の前作「僕はイエス様が嫌い」を鑑賞した上でOKを出したと振り返った。

佐野は「私は良成から話を聞いて、監督の作りたいっていう気持ちがすごく強いのが分かって。いろいろ、お誘いをいただくこともあるんですけど、どうかな? というのが多い。これは、強い気持ちが伝わったんだなと思った」と、やはり奥山監督の熱意に感じるものがあったと口にした。

2人の話を聞いていた奥山監督は「プロットを書いた段階で(楽曲から)影響を受けていてエンディングでかけたかった。かけられなかったら、企画が成立しないと思った。うれしかったですし、2本目(の監督作)が撮れる…うれしさと安堵(あんど)の気持ち」と感謝した。

佐野は「音楽を映像にしたり、具体的な登場人物がいて動き出す…というのは、音楽の余白を残している部分を限定化する危険性がある」と、音楽に着想を受けた映像、作品製作における一般的な懸念を口にした。その上で「今回はそんなことはなくて想像性、世界が広がったなと…ご一緒でき、本当に良かったと思っています」と奥山監督に感謝。佐藤も「良い映画に出会えて良かったなと、こちらの方が感謝です」と笑みを浮かべた。

◆「ぼくのお日さま」 吃音(きつおん)のあるアイスホッケー少年タクヤ(越山敬達)は「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくら(中西希亜良)の姿に心奪われてしまう。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップをまねて何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習を付き合う。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになる。

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