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石丸伸二氏「自分が維新の代表だったら…」衆院選作戦を吉村知事も納得「野党の体たらく」も指摘

日刊スポーツ / 2024年9月8日 13時23分

石丸伸二氏(2024年7月7日撮影)

大阪府の吉村洋文知事と(49)広島・安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(42)が、元テレビ東京の名物プロデューサー高橋弘樹氏のプロデュースするビジネス動画メディアReHacQ(リハック)で対談し、8日までに第2弾の動画が公開された。

日本維新の会の共同代表も務める吉村知事は、自公政権について「古い政治」と断じ今後の関係性について「僕は離れていくべきだと思っています」と明言した。その上で「与党が過半数割れしないと、自民党の政治しか成り立ってない、あとは言っているだけ、になっちゃう」と説明。「まずキャスティング・ボートを握る。公明党的立場」と政策の実現から、党の勢力を広げていく私案を披露した。

その上で、吉村知事は来る衆院選については「次の選挙は野党第1党を目指す」としている党のスタンスも紹介。ただ「小選挙区は、自民過半数割れ(を目指す)というのであれば、候補者を一本化した方が、そこには近づくんだろうなと思う」と語った。

ここで石丸氏は「橋下(徹)さんが予備選を野党でやるべき、という提案をされて。あれをやると事前に話題にもなりますし、その結果、一騎打ちの構図になるとしたら、政権交代にはすぐ行かないかもしれないですけど」と、野党候補者を一本化する予備選挙を提示。「これまでの是正というか、動きを出せるはずなんです。それまで見えているのに、乗らない野党が僕は信じられない。乗らないと言ったら、自分の椅子を守りたいだけ。そういう政治を一掃して欲しい」と語った。

石丸氏は続けて「もしも自分が維新の会の代表だったら、衆院選の時の公約は、今の制度を野党で導入します、と言う」と提案。「『予備選を野党はやるべきだと思うんですが、皆さんどうですか』と、そこからまず国民に問うてみる。自公もこれだけ支持がない中、個別の憲法改正とかじゃなくて『今の自公に問題提起をしたいんですが、国民の皆さんどうですか』というのは、結構、票を集められるんじゃないですか」と指摘した。

吉村知事は興味を持った表情で「それは総選挙の公約にするということですか?」と聞くと、石丸氏は「そうです。次(の選挙)を見据えて、まずは1回、維新でこれを出してみて、票が集まったら『野党の皆さん、これが国民の声です』と言って」とコメント。予備選に反対する勢力があった場合については「『まだやらないんですか?』と言ったら、片っ端から殲滅していけばいいんです。最後までこだわる立憲なのか共産なのか分からないですけど『こいつら、自分の席が惜しいからまだ粘ってますよ』と言って、自公の前に野党を一掃する」とした。

石丸氏は「野党第1党になる必要はなくて、野党は俺だけ。このドミナント戦略を僕ならゲーム的には考えるかな」と語ると、吉村知事も「野党一本化の予備選を公約にします、と言って選挙をして。うん」と理解を示した。石丸氏が「自公を応援している人でも『これはアリかな』って。日本の将来を憂いている方って多いので、このままじゃいけない、という危機感を救えるんじゃないかな」と続けると、吉村知事は「ちょっと待ってください」と、フリップにメモするようそぶりで「ちょっとここはカットしてもらって、僕の発案みたいに…」と、冗談交じりに石丸案に同調。石丸氏も「『また吉村がわけのわからないことを言っている』って、僕の代わりに炎上していただいて」と大笑いした。

ただ石丸氏は、この提案の真意についても言及。「申し訳ないんですけど、維新も含めちゃうんですが、野党の体たらくが本当、良くないと思ってまして。みんな2位でいいと思ってんじゃん、2位でうれしいんですか、という状態」と語ると。「今国会議員だし、政権与党じゃないけど、椅子があるからいいや、って見えちゃう。本気で政権交代やろうと思っている人間がどれぐらいいるんだろう。という時に、野党一掃します。統合とかしだすとまたゴチャゴチャするので、一掃する、退場願います、と言う方が分かりやすい」と断じた。

吉村氏は真剣な表情で聞き入ったが、進行の高橋氏が石丸氏に「そこまで言うなら自分でやった方がいいんじゃないですか」とツッコミ。吉村氏も「そうそうそう。自分でやるなら僕、メモする必要なくなる」と笑ってかぶせた。

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