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将棋連盟・羽生善治会長「渋谷区の地域活性化に貢献」100周年記念事業の新将棋会館お披露目

日刊スポーツ / 2024年9月8日 16時31分

日本将棋連盟100周年記念式典であいさつする日本将棋連盟会長の羽生善治九段

日本将棋連盟は100周年を迎えた8日、その記念事業としていた東京の将棋会館(東京都渋谷区)のお披露目式と内覧会を行った。

JR千駄ケ谷駅、都営大江戸線国立競技場駅から徒歩2分の場所にあり、従来の将棋会館に比べて最寄り駅から近くなった。

現在使っている将棋会館は6年前、耐震基準が十分ではないとの指摘を受けた。渋谷区だけではなく、他区の候補地も含めて物件を探していたところ、この地に落ち着いた。

日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)は、「100周年の新たな節目として、総本山として続いていくのは良かったと思うし、いい形で次の世代に残していきたい。渋谷区の地域活性化にも貢献していきたい」と強調した。実際に、新会館ではイベントも積極的に開催するなどして、「観る将」と呼ばれる新たな将棋ファンの掘り起こしと、地域のにぎわい創出を目指す。

新会館建設の資金を調達するため、同連盟ではクラウドファンディングを行ってきた。2021年(令3)から今年6月末まで約4年、6期にわたって目標の6億円を大きく上回る9億4000万円もの資金が、2万人を超える支援者から寄せられた。支援者の中には将棋好きのタレントつるの剛士や、中学生でデビューした天才プロ棋士を描いた映画「3月のライオン」で主役を演じた神木隆之介もいる。

「移転の大切な資金となった。寄付はありがたかった」(羽生会長)。新しい場所で、次代につなげる新たな歴史が始まる。

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