1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

日向坂46が野球キャンプの“聖地”で「ひなたフェス」開催「宮崎から東京ドームに行きます」

日刊スポーツ / 2024年9月9日 5時30分

「ひなたフェス2024」でパフォーマンスする日向坂46(C)Seed&Flower LLC

日向坂46が8日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で、「ひなたフェス2024」千秋楽となる2日目公演を開催した。プロ野球キャンプの“聖地”とも呼ばれる同所がスポーツ以外の目的で使用されるのは初。2日間で4万人を動員し、「日本のひなた」でのビッグイベントを完走した。グループ2度目の東京ドーム公演の開催も発表した。

   ◇   ◇   ◇

強烈な西日がスタジアムに差し込む中、浴衣姿のメンバーたちが登場した。松田好花(25)の和太鼓演奏に合わせて歌い、踊った。空は雲1つない快晴。キャプテン佐々木久美(28)が「おひさま(ファンの愛称)、行くよ~! ひなたフェス2日目、始まるよ~!!」と呼びかけ、大歓声を浴びた。デビュー曲「キュン」をパフォーマンスすると、客席に向かって大量の水柱が上がった。上空に虹が架かった。

日向坂46と宮崎県のつながりは5年前から始まった。宮崎県がかつて日向国(ひゅうがのくに)の名で呼ばれ、日照時間が長く「日本のひなた」とも言われることから、テレビ東京「日向坂で会いましょう」内で、佐々木美玲(24)がフェス計画を発案。以来番組ロケやさまざまな企画を通じて関係性を深めてきた。今月にはグループとして「みやざき大使」に就任した。

ひなたサンマリンスタジアム宮崎は、昨年開催されたWBCで侍ジャパンが事前合宿を行った場所で、プロ野球巨人のキャンプ地としても長く使用されてきたことで知られる。天然芝の保護などのため、これまで野球以外の目的で使うことはなかったという。河野俊嗣宮崎県知事は「新たな歴史がこのサンマリンスタジアムに刻まれる。皆さんはその目撃者になっていただきました。感慨もひとしおです」とコメントした。

宮崎では先月8日、日向灘を震源とするM7・1の地震が起き、月末には台風10号や竜巻の被害も受けた。佐々木久美は「1日でも早く復興に向かいますようお祈り申し上げます」と伝え「『ひなたフェス』が開催できたのは、宮崎の皆さんが受け入れてくださったおかげです」と感謝した。

アンコールで新曲「絶対的第六感」(今月18日リリース)も初披露した後、11月からの全国ツアー開催を発表した。ツアーファイナルの12月25、26日は、22年3月以来2度目の東京ドーム公演に決まった。ファンから祝福され、佐々木久美は瞳を潤ませた。「この1年『ひなたフェス』の成功と東京ドームライブ開催、というのを夢にしていたので、年末にそれがかなうと思うと、とってもとってもうれしいです!! ここで終わりではなく、ここ宮崎から東京ドームに行きます!」と宣言し、大きな拍手を浴びた。【横山慧】

○…「フェス」の名の通り、ライブ以外にもさまざまな催しが実施された。会場が位置するひなた宮崎県総合運動公園では「ひなたエキスポ」と銘打ち、さまざまな地元企業の飲食店、自治体などのブースが多数出店した。ライブ前には園内で地元高校吹奏楽部なども参加したパレードも行われた。またSDGsにも取り組み、9日にはごみ拾いなどのクリーンイベントも開催する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください