「モーニングショー」女性コメンテーター、事実婚解消「どれほど難しく弛まぬ努力が必要か痛感」

石山アンジュ氏のインスタグラムから

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）で木曜コメンテーターを務める社会起業家の石山アンジュ氏が9日までにインスタグラムを更新。パートナーとの事実婚を解消したことを報告した。

石山氏は「わたくしごとですが、事実婚を解消しました」と報告。「彼とは血縁や制度の枠組みに囚われなくても意識だけで人は家族になれる。そんな理想を抱いて夫婦になりました」と結婚を決意した当初の思いを記しつつ、「それがどれほど難しく弛まぬ努力が必要であることかを深く痛感しました」とつづった。

「この公表に至るまで、正直なところ、とても辛い暗闇の時間を過ごしていました。人は心に痛みを感じると、自然と心を閉ざしてしまうものなのかもしれません」と、事実婚解消後の心境を吐露。

「普段はシェアすることを大切にしてきた私も、今回ばかりは閉じこもってしまいました。約2ヶ月の間、先の見えない不安と、時には生きることさえ重たく感じる日々をただひたすら乗り切ることに精一杯でした」と振り返った。

それでも「傷つくことを恐れるより自分をひらいて、さらけ出して、愛すること諦めない人生を選びたいと思うのです。今回の経験は自分が大切にしたい生き方を、もう一度しっかりと確信することができました」と前向きな思いをつづり、「祝福をくださった方、私の結婚観に勇気をもらったと言ってくださった皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。

「この経験を通じて、これからも自分の人生を精一杯生きていくことで、少しでも恩返しできたらと思っています」との思いもしたためた。

石山氏は2020年10月に「血縁ではなく愛情でつながる家族の形がある」とした上で、籍を入れない形でパートナーとの結婚を発表していた。