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斎藤元彦知事は「本流から若干ずれている。だから…」山口真由氏が元官僚目線で資質を独自分析

日刊スポーツ / 2024年9月9日 11時28分

6日、兵庫県議会の調査特別委員会の証人尋問に出頭した斎藤元彦兵庫県知事(撮影・松浦隆司)

元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、職員へのパワハラなど疑惑告発文書問題の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事(46)が、辞職を求める声を拒み続けている背景を、斎藤知事ならではの個人的資質があるのではないか、と独自分析した。

斎藤知事に対しては、2021年の知事選で支援した自民党が12日に辞職を申し入れる方針を決めたほか、日本維新の会も9日に、辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めた。ただ、斎藤氏は辞職する考えがないことを明らかにしており、兵庫県政のさらなる混乱が予想される。

官僚出身の山口氏は「こういう状況になったら普通は辞める。普通の政治家なら引くのが普通かなと思うが(辞めないのは)どうして?と考えた時、知事の個人的資質もかなりあるのではないか」と述べた。

斎藤知事は東大卒業後、総務省に入省した元キャリア官僚。祖父は地元の名士で、元兵庫県知事と同じ名前をつけてもらったことなどが知られている。

一方、山口氏は「斎藤知事は絵に描いたエリートの経歴ですが、よく見てみると(官僚組織の)本流からやっぱり若干、ずれているんですよ」と、元官僚目線で分析。「『ミスター総務省』というなら本庁の課長をやっているはずが、40代まで本省の課長をやっていない。それだからこそ、官僚っぽさにこだわったというところがあるかもしれません」と推測した。

「元知事から『元彦』という名前をそのままもらって、一族からも期待されて、期待されて、おじいちゃんは名士で…。知事個人のそういう心理的な(知事の座への)こだわりみたいなものが強いのかな、という感じがする」とも、指摘した。

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