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泉房穂氏、パワハラ問題で1度市長辞職した経緯回顧「政治家たる者…」斎藤元彦知事に呼びかけ

日刊スポーツ / 2024年9月9日 12時36分

泉房穂氏(2021年6月撮影)

元明石市長で弁護士の泉房穂氏は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、職員へのパワハラなど疑惑告発文書問題の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事(46)が、辞職を求める声に応じない姿勢に関し、自身の不祥事を踏まえて辞職した経験がある自らの立場と照らし合わせながらコメントした。

斎藤知事に対しては、2021年の知事選で支援した自民党が12日に辞職を申し入れる方針を決めたほか、日本維新の会も、辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めている。ただ、斎藤氏は辞職する考えがないことを明らかにしており、兵庫県政のさらなる混乱が予想される。

泉氏は「ここまで開き直られてしまうと、法的にはリコールか不信任決議案しかないが、リコールは現実的に難しい」と指摘。「不信任決議案は(可決された場合)議会の解散になってしまう(ケースもある)のはどうかと思う。議会側が解散を怖がってしまうと、ずるずるいきかねない」とも指摘した。

これに対し、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「首長が辞める判断というのは、泉さんが言うと信ぴょう性が高くなる」と指摘。泉氏はかつて、道路工事をめぐる部下へのパワハラ発言が明らかになり、市民の批判が殺到したことを受けて2019年2月に辞職。その後、市民団体の要請を受けて出直し選挙に出馬して圧勝し、2023年4月まで務め退任した。

泉氏は当時を振り返り「県民や市民には迷惑をかけられない。私も自分の不祥事でニュースになって、市役所の電話が鳴り続け、普通の電話がつながらない状況だった。私が辞めないと市民が困る、市民が困ることをしてはいけないから、辞めないといけないと思った」と述べた。

批判を受けても知事の座に居座ろうとする斎藤知事の対応を念頭に「私はお声がけをいただいて、もう1回(市長選に)出馬して市長に戻ったんですが、政治家たる者、市民や県民、国民のために、自らを律するものだ」とも主張した。

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