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女性初の棋士へ 西山朋佳女流3冠、編入試験5番勝負の第1局開始 後手で角道開けスタート

日刊スポーツ / 2024年9月10日 10時38分

西山朋佳女流3冠(2023年10月撮影)

女性として初の棋士、四段編入を目指す、西山朋佳女流3冠(白玲・女王・女流王将=29)の棋士編入試験5番勝負第1局、高橋佑二郎四段(25)戦が10日午前10時、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。

先手後手を決める振り駒の結果、歩が4枚出て、高橋が先手。西山が後手と決まった。立会人の中川大輔八段(56)が対局開始を告げると、高橋が飛車先の歩を突いたのに対し、西山は角道を開けてスタートした。

西山は今年7月4日、公式戦で13勝7敗と規定の成績に達して受験資格を得た。即決で編入試験の受験わ決めている。女流棋士としては、福間(旧姓里見)香奈現女流5冠(清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花=32)が一昨年に挑戦して以来2人目となる。プロ棋士養成機関の奨励会では20年3月に最終局を迎えた三段リーグでは、14勝4敗で次点となったこともある。

奨励会は21年4月に退会。女流棋士三段に鞍替えした。その後も昨年度の朝日杯で女流棋士として1次予選決勝で前期の棋聖戦と王位戦に挑戦した佐々木大地七段を下し、女流棋士として初めて2予進出を果たすなど、互角に渡り合っている。

今回の試験は3勝で合格、3敗すれば不合格となる。高橋以降、10月2日に東京で山川泰熙四段(26)と対戦。第3局以降の日程は未定だが、上野裕寿四段(21)、宮嶋健太四段(25)、柵木幹太四段(26)と対戦相手は決まっている。

持ち時間は各3時間。昼食休憩を挟み、10日夕方には決着の見込み。

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