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中村倫也「おっぱいを触らせないと」大まじめに演じた白石麻衣の姿に芝居の本質見る「反省、改心」

日刊スポーツ / 2024年9月10日 16時23分

ドラマ「No Activity」シーズン2配信記念イベントで笑顔でVサインする中村倫也(撮影・宮地輝)

中村倫也(37)が10日、都内で行われたAmazonプライムビデオの刑事ドラマ「No Activity(ノーアクティビティ)」シーズン2(13日配信スタート、全6話)配信記念イベントで、白石麻衣(32)が大まじめに芝居する姿を見て「マジで反省しました」と吐露した。

「No Activity」は、豊川悦司(62)演じる全く仕事をしない万年ヒラ刑事・時田信吾と、中村演じる刺激と人の不幸が大好きな相棒の人たらし刑事・椎名遊のコンビが、あり得ないそうな騒動を次々、巻き起こす。21年12月に「-本日も異状なし」が配信され、話題を呼んだ。今回は、2人が重要容疑者のヤクザ組長・折原を逃してしまう。今回から参加した白石は、時田がお気に入りの売れない恋する路上ミュージシャン・柊冬花を演じた。白石は役どころについて聞かれ「福島から出てきた路上シンガー・ソングライター。とても福島弁がかわいらしい女の子。結構、抜けたところもあり不思議ちゃんのところもある。どう皆さんと絡んでいくか見て欲しい」と評した。

中村は「素晴らしいな、勉強になった、改心しなきゃな、と思ったのが…」と切り出し、白石が演じた冬花の印象的なセリフを口にした。

「おっぱいを触らせないと、トイレが借りられない街なんです。歌わなきゃ」

中村は「僕だったら、そんな大真面目にやらないと思うんです。どういう風にアウトプットしようかと考える。でも、大まじめに気持ちを込めてやっている白石さんを見て…芝居って、こうだったと、マジで反省しました」と絶賛。熱い中村の言葉を聞き、白石は「確かに今、考えたら…ちょっと真っすぐすぎました」と照れた。

劇中で歌うシーンについて、中村から「今回は、方言もギターも歌もあって…かわいい」と紹介されると、豊川から「普段、歌は歌うんですか?」と質問が出た。白石は「もう、歌わなくなりましたね。グループを…」と、20年10月に乃木坂46を卒業後、歌う機会はないことを示唆した。

白石の加入が、バディを演じた豊川と中村のシーンに好影響を与えたという。豊川は「白石さんが、よくついてきてくれました。くだらない、くだらない、くだらない2人の会話に。もう1人いた方が、反応を直にもらえるから、よりくだらなくなるんだなと分かった」と白石をたたえた。

白石は、中村から「よく、嫌じゃなかったね、1もやっている現場に」と言われると「すごく緊張感はあったんですけど、2人が楽しい空気感、現場にしてくれた」と感謝した。すかさず、豊川から「うそくさいねぇ…最近、ウソが分かるようになってきた」と突っ込まれると「そんなこと、ないですよ!」と全力で否定した。

白石は「アドリブも結構、入れていらっしゃったので」と現場の様子を振り返ったが、そこでも豊川から「中村君はアドリブ王ですからね…バイク王みたいな」と突っ込みが入った。中村が「そこでバイク王、出るんですね、豊川さんの口から」と突っ込むと、白石は「笑いをこらえるのが自分の中で大変だった」と笑った。

この日は木村佳乃(48)清野菜名(29)ハナコ岡部大(35)清水尋也(25)脚本のシソンヌじろう(46)も登壇した。

◆「No Activity(ノーアクティビティ)」シーズン2 時田(豊川悦司)と椎名遊(中村倫也)は、重要容疑者のヤクザ組長・折原忠人(高橋克典)を逃してしまう。時田は恋する路上ミュージシャンの柊冬花(白石麻衣)をなぜか巻き添えにして追跡するが、次々とトラブルを巻き起こし、ヤクザと中国系マフィアの大抗争に発展!? 無線係のジコチューでパワハラ気質のチーフ里美美里(木村佳乃)と真面目だがキレたらヤバい部下・大平阿漓羅(ありら=清野菜名)は新人の四角公記(ハナコ岡部)と時田たちを追うが、脱線しまくりで警視庁は大混乱する。

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