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【総裁選】小泉進次郎氏、生き別れだった実母との初対面告白「人生に選択肢広げる政治家になる」

日刊スポーツ / 2024年9月12日 14時53分

自民党総裁選出陣式で支援議員らに訴える小泉進次郎元環境相(撮影・中山知子)

自民党総裁選は12日、告示された。9人が立候補を届け出て、党本部ホールで全候補者による立会演説会が行われた。

各候補が総裁選で訴えたい政策を中心に演説する中で、4番目に登壇した小泉進次郎元環境相(43)は演説後半、自身のこれまでの歩みに触れる中で「包容力ある保守の精神」を重視していると訴えながら、自身が育った複雑な家庭環境について語り出した。

「両親が幼い頃に離婚し、中学2年生までそのことを知らなかった。母親と思っていた人はおばで、2人兄弟と思っていたら、弟がいると告げられたのもその夜だった」「大学時代になって初めて、それまで知らなかった弟と面会し、オヤジとそっくりで、ビックリしました。一瞬で、それまでの空白と距離が埋まった」と語りかけた。

この経緯は、2016年8月に行われた、進次郎氏と兄の俳優小泉孝太郎(46)を母親代わりとして育てた小泉道子さんのお別れの会の席で、小泉純一郎元首相(82)が息子たちの前で涙ながらに語っている。

一方、進次郎氏は「(弟には会っても)それでも私を産んでくれた母には、会う気にはなれなかった。会ったら、母親代わりとして育ててくれたおばを裏切ることになると思ったからだ」と述べた上で「そんな思いに変化が生まれたきっかけは、私自身が子どもを持ち、親になったこと。今年初めて、母に会いにいきました」と、両親の離婚後、長い期間会っていなかった実母に、今年初めて会いに行ったことを打ち明けた。

詳細には触れなかったが「会って良かった」と振り返った。「43年間、会うこともなく名字が違っても、家族は家族だ。私はそんな人生を歩んできたからこそ、だれもが自分らしい生き方ができるよう、国民のみなさん1人1人の多様な人生に選択肢を広げる政治家として生きていく。寛容で包容力ある保守政党、自民党を、みなさんとつくりたい。力を貸してください」と述べ、支持を訴えた。

総裁選にはこのほか、高市早苗経済安保相(63)、小林鷹之前経済安保相(49)、林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元幹事長(67)、茂木敏充幹事長(68)が立候補を届け出た。【中山知子】

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