くら寿司、関西万博出店 史上最長135メートルの回転ベルトを設置

2025大阪・関西万博の出店説明会に登場した大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャク（左）、くら寿司の岡本浩之取締役（撮影・松浦隆司）

回転ずし大手のくら寿司（堺市）は12日、大阪市内で2025大阪・関西万博の出店すると発表した。

「回転ベルトは、世界をひとつに。」をコンセプトに同社の店舗では、史上最長となる約135メートルの回転ベルトを設置し、定番のすしネタとともにアンゴラ、スイス、タイなど、万博に参加する世界70～80カ国の代表的な料理をぐるぐる回す。

くら寿司の一般的な店舗の回転ベルトは約90メートルで、これまでの1位は東京・銀座のグローバル旗艦店の123メートル。同社の岡本浩之取締役は「おそらく世界最長」という回転ベルトで、史上初の「世界の料理」を回転させる。各国大使館の協力のもとに商品を開発中。岡本氏は「サプライズと感動を伝えることができる店にしたい」と意気込んだ。