衆院選は10・27？自民党が10・１臨時国会召集調整へ、新首相指名＆代表質問など終えすぐ解散か

国会議事堂（2016年撮影）

自民党が、この日告示された総裁選が27日に投開票された直後の10月1日に、臨時国会を召集する方向で調整しており、与党公明党にも伝えたことが12日、分かった。

臨時国会は、岸田文雄首相の後任の新首相を選出するための機会。自民党新総裁の方針次第では、新首相の所信表明と衆参両院での代表質問を行った上で、10月9日に衆院を解散し、早ければ「10月15日公示－27日投開票」の衆院選を想定した日程案が、早くも浮上している。投開票日は、秘書給与問題で自民党の広瀬めぐみ氏が議員辞職したことに伴う参院岩手選挙区補選と同日だ。

この日程案からずれたとしても、「10月22日公示－11月3日投開票」などのスケジュール案が出ている。

小泉進次郎元環境相が自身が総裁になれば早期に衆院を解散すると言及していることもあり、立憲民主党など野党側も「10月選挙」を念頭に準備に着手し始めている。