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小泉進次郎氏にムッ…早期解散巡り「総裁選当日にはできない」にベテラン記者「分かってますよ」

日刊スポーツ / 2024年9月14日 17時47分

日本記者クラブの自民党総裁選候補者討論会で発言する小泉進次郎元環境相(撮影・中山知子)

自民党総裁選(27日投開票)に出馬した9人の候補者による候補者討論会が14日、東京都内の日本記者クラブ主宰で行われた。小泉進次郎元環境相(43)が、自身が総裁に選ばれたら早期の衆院解散に踏み切る構えを示していることをめぐり、質問した読売新聞特別編集委員、橋本五郎氏が、進次郎氏の答えにむっとするひと幕があった。

橋本氏は「進次郎さんだけが早期解散を言っているが、国民は何を基準に選んだらいいのか。せめて与野党論戦があって新しい総理はどういう態度で国政を運営しているか、それが分からずに(選挙で)選べというのは、むちゃではないのか」と指摘。これに進次郎氏は、「何月何日に、とは言わないですよね」とはぐらかすように答え、超ベテランの政治記者で知られる橋本氏は、「そりゃ言いませんよ」と応じた。

進次郎氏は「私は、できるだけ早期に(解散)と言っているが、まるで総裁選が27日に終わってその日に解散するような印象で、橋本さんや一部の方が言っているかもしれないが、できないんですよ。なぜなら(臨時国会で)首班指名があるから」と、首相選出の手続きに言及。総裁選後、10月1日にも臨時国会が召集され、この場での首相指名選挙で新総裁が第102代内閣総理大臣に選ばれるが、日本政治の流れを知り尽くした橋本氏が知らないわけはなく、挑発?するような口ぶりだったこともあってか、橋本氏は「そんなこと、分かってますよ」と、むっとした声で応じた。

進次郎氏はその上で「国民に判断材料がない、というのはまったく当たらない」と反論。「史上最長の(選挙期間の)総裁選ですよ。選ばれた時、それまでの主張とがらっと変えて選挙を打つ人がいますか?我々は全員、総理大臣になって何をするかを語っている。総裁になったら、で語っている方はいない」と反論。橋本氏が「総裁選ではみんな、いいことしか言わない。いいことしか言わないのを比較せよ、というのはどうするのか」と、疑問を指摘すると、進次郎氏は「9人の中で、選ばれた方がいつ解散するか私以外の方は分からないが、私なら改革プランは示している。政治とカネの問題があって国民のみなさんに信を問うことを礎として政権運営しないと、どんな政策も前に進まない。私はご理解いただけるのではないかと思っている」と訴えた。

討論会には高市早苗経済安保相(63)、小林鷹之前経済安保相(49)、林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元幹事長(67)、茂木敏充幹事長(68)も出席した。

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