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「解散より補正予算」立民枝野幸男氏が自民党の早期選挙戦略に異論「物価高、能登対応マストだ」

日刊スポーツ / 2024年9月15日 16時57分

枝野幸男前代表(2024年9月撮影)

立憲民主党代表選(23日投開票)に出馬した枝野幸男前代表(60)は15日、NHK「日曜討論」(日曜午前9時)に出演し、自民党が10月1日にも臨時国会を召集し、早期の衆院解散総選挙をもくろんでいることをめぐり、岸田文雄首相(67)が勝利した3年前の総裁選後と比較しながら「今回も同じことが心配される」と指摘した。

自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(43)が、自身が総理総裁になればできる限り早期に衆院解散総選挙に踏み切る考えを明言している。枝野氏は「野党としては、一般論では早く解散してもらわないと議席が増えない」と述べながらも「3年前も(今回と)似たようなことがあった」と指摘。「岸田さんは総裁選で言っていたことを、総選挙をへたらやらなかった。今回も同じことが心配される」と述べ、新しい自民党総裁が早期解散に踏み切ったとしても、総裁選で訴えたことを忠実に実行するかどうか、疑問を呈した。また、衆院議員の任期が約1年残っていることを念頭に「前回はほぼ任期満了だったから(総裁選直後の解散総選挙は)仕方ないが、今回はやるといったことをやっていただいた上で、信を問うのが大事」と述べた。

「物価高対策と、能登の震災対応は、補正予算(の編成が)マストですよ。解散したら、年明けになる。私は、(新総裁が)本当に国民生活を考えているなら、まずは年内に補正予算を編成する必要があると思う。解散している余裕はないと思っています」と述べ、物価高対策と能登半島自身対応の補正予算対応が、解散総選挙より優先されるべきと、くぎを刺した。

番組には野田佳彦元首相(67)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)も出演した。

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