宮崎謙介氏、斎藤元彦兵庫県知事めぐり関係者に聞き取り「報道通りではない側面も」

宮崎謙介氏（2020年2月撮影）

元衆議院議員の宮崎謙介氏（43）が17日、X（旧ツイッター）を更新。数々の疑惑が取り沙汰され、辞任を拒否している斎藤元彦兵庫県知事について、関係者に聞き取りをしたことを報告した。

宮崎氏は14日の投稿で、斎藤氏の7つの疑惑について告発した元県民局長が公益通報者として保護されなかった問題について、「私は元々、人材畑。パワハラについてはかなり思うところがあります。兵庫県知事の問題では公益通報制度が守られていたかどうかが大きなポイント」と言及。「覚悟をもって告発した小さな勇気を、大きな権力で捻り潰したのだとしたら私は許せない」と思いをつづっていた。

この投稿に対しては一部ユーザーから、不確定な情報を拡散すべきではないとの指摘も受け、今回の投稿では「関係者からも聞き取りをした」と報告。「背景に何やら報道では見えないようなものがあることも認識できた。また、報道通りではない側面もあると理解した」と関係者から得た情報について記し、「まだ整理がつかず困惑はしているが、命の重さについては皆が重く受け止めるべき、との考えは変わらず」とつづった。

宮崎氏は8日に放送された読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ！」にゲスト出演した際、兵庫県議会の調査特別委員会（百条委員会）の証人尋問で数々の疑惑に「記憶にない」を連発した斎藤氏について、「なぜか、すごく被害者意識を持っている」と指摘。「僕はこんなに知事を頑張ってきたのに、なんでこんなにイジメられているの？　という感じを受ける」と感想を話し、「そういうのが伝わってくる。僕のことをこれ以上、イジメないでよという空気感を感じている」と分析していた。