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中田カウス「東京グランド花月」初日に登場「お客さんに入っていただいて初めて魂が入る」

日刊スポーツ / 2024年9月17日 20時22分

吉本興業の寄席「東京グランド花月」(23日まで)に出演した中田カウス(右端)と令和ロマン

中田カウス(75)が17日、東京・IMMシアターで初日を迎えた吉本興業の寄席「東京グランド花月」(23日まで)に出演した。

吉本興業の聖地、大阪・なんばグランド花月で行われている寄席の東京版で、カウスのほか、桂文枝、オール阪神巨人といった大御所から若手までの芸人が集結するほか、吉本新喜劇も上演する。この日はパンクブーブー、トータルテンボス、サルゴリラ、メンバー、霜降り明星、ダブルヒガシ、令和ロマンらが出演し、ネタを披露した。

カウスは「漫才のDENDO」というトークパートのMC役で出演し、令和ロマンをゲストに招いてコンビの成り立ちなどを聞いた。「劇場はお客さんに入っていただいて初めて魂が入ります。ありがとうございます」とあいさつし「吉本の最高傑作は漫才でございます。しゃべくりだけでみなさんに楽しんでいただく。この漫才を考えたのは吉本興業。今も才能豊かな若手が育ってきております」などと語り、昨年のM-1グランプリ王者でもある令和ロマンを呼び込んだ。

結成7年目であることや、松井ケムリの父が大和証券の副会長であることなどを紹介。カウスは松井に「大和証券の副会長と吉本の副会長どっちがすごいん?」と聞き、松井が「大和証券です」と答えると大きな笑いが起こった。

さらに松井への質問は続き、父親に芸人になることを告げた時の反応などを問われた。松井が父に反対されなかったと明かすと「それ本当のお父さんか?」と突っ込んで笑いを誘い、松井は「AIにできない仕事だからいいんじゃないかと言われました」と話した。

高比良くるまとのトークでは、高比良の曽祖母が120歳近くまで生きていたというエピソードを紹介。高比良は「練馬区にいて、ファンキーなおばあちゃんでした。健康志向ではなくて、お酒も飲んで、たばこもバカバカ吸って。お酒は白鶴のまる、たばこもマルボロで、ダブルまる状態で」とボケて笑わせた。

このほか、ネタコーナーではトータルテンボスが冒頭で藤田憲右が自身の交通トラブルをSNS上で公開された件を自らネタにする場面もあった。大村朋宏は登場するやいなや「あ、ちょっとザワついてます?少し前にSNS界隈をにぎやかしてて」と語ると拍手が起こり、藤田に「キレ散らかしてて」と振ると、藤田は「クラクション鳴らされない限りキレないので。言葉遣いは反省しようと思っています」と話した。大村は「今日はキレさせないので」と忠告し、ネタ披露を行った。

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