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小川彩佳アナ苦言「もっと国民意識した言葉を」自民総裁候補9人、旧統一教会との関係再調査せず

日刊スポーツ / 2024年9月18日 16時0分

小川彩佳(2019年撮影)

17日夜に放送されたTBS系「news23」(月~金曜午後11時)に、自民党総裁選(27日投開票)に出馬している9人の候補者が出演し、党改革や外交政策などについてそれぞれの見解を語った。17日に報じられた自民党と旧統一教会をめぐる報道で、キャスターを務める小川彩佳(39)が9人に対し、自身が総裁になった場合、教団との関係に関する再調査を行うかどうか問いかけたが、挙手する候補は皆無だった。

討論は事前収録で行われ、この日の番組では一部が放送された。番組放送分で小川が最後にテーマにしたのが同日の朝日新聞が、安倍晋三元首相が2013年の参院選直前に、旧統一教会の会長と自民党の総裁応接室で面談したとされる写真を入手したとして、記事とともに報じた問題。これまで自民党は、調査の結果、教団との組織的な関係はなかったと結論づけていることが紹介され、小川が「新しい報道がでているという中で、ご自身が総裁になった場合、教団との関係について何らかの再調査を行うという方がいらっしゃったら挙手をお願いいたします」と候補者に語りかけたが、手は上がらなかった。

小川は、現執行部の責任者でもある茂木敏充幹事長(68)に見解を求めた。茂木氏は「すべての議員からアンケートをとり、それを見て、私なりに不十分じゃないかという方には直接全員から話を聞いた」「そこの中の調査をしましたが、やっぱり漏れが出ていた。そこはすべて修正するということもしながら、再発防止に向けた救済法をつくらせていただいた」と主張。一方で「もちろん、だれからみてもおかしいという事実が出てくればそうなんですけど、(今回の報道について)会っていて何が起こったかということは、ちょっと今の時点では私は確定できません」と述べるにとどめた。

元朝日新聞記者でTBSスペシャルコメンテーター星浩氏は「記事の通りとすると、総裁室で選挙の前に選挙についての話をしたとみられるということで、今まで自民党が言っていた、組織と組織との関係はなかったということが崩れつつある1つの現象。ぜひ新しい総理総裁になられた方は、もう1度ちゃんと調べ直すということを、やっていただきたい。私のお願いです」と語った。

収録分の放送から生放送に戻った後、小川は「時間の制約がある中、語っていただきましたが、もっとカメラの向こうに国民がいるんだということを意識した言葉というものを、もっとうかがいたかったなと思います」と私見を口にした。

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