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松井一郎氏が指摘、不信任決議案可決の斎藤兵庫県知事は「未熟」 知事でなくなっても真相解明を

日刊スポーツ / 2024年9月19日 19時8分

松井一郎氏(2022年1月撮影)

「日本維新の会」前代表で前大阪府知事の松井一郎氏(60)が19日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten.」に生出演。県議会で全会一致で不信任決議案を可決された斎藤元彦兵庫県知事について語った。

松井氏は今回の事態について、疑惑文書が明らかになった際の初期対応に問題があったと指摘。「冷静になれなかった。感情的にカーッと頭に血が上って、『公務員失格』『うそ八百』も含め、『そういうのは誹謗(ひぼう)中傷だ』というあの会見につながってる」と指摘。「そういうところは、僕は言い方が緩いかもしれないけど未熟」とバッサリ切った。

橋下徹氏が大阪府知事、市長を務めていた際にも疑惑を報じる文書が出たが、橋下氏は自ら調査に乗り出すのではなく、第三者委員会に検証を委ねていたことを例示した。

松井氏は府知事時代、斎藤氏と上司部下の関係で、斎藤氏の擁立にも関わった。また、古巣の維新は当初、百条委員会の設置に反対するなど斎藤氏を支持してきたが、箕面市長選での惨敗や百条委での斎藤氏の証言を受けて態度を一転させた。

このあたりをツッコまれると、「僕、もう維新と関係ないからね。そこは認識しといてほしい」と前置きした上で、「選挙を気にしながら、世論に敏感になりすぎてる」と苦言を呈した。

不信任案が全会一致で可決されても、顔色一つ変えない斎藤氏については「心中はショックだと思いますよ。今まで議会の皆さんと議論もするし、政策も進めてきた。ショックとは思うけど、予定の範囲。10日以内に決断するでしょう」。

斎藤氏は10日以内に辞職か解散かの決断を迫られる。

松井氏は今後について、「斎藤さんの信任か不信任が争点だから、斎藤さん自身が県政を担っていきたいなら、辞職して信を問うのが筋」とした。

その上で、「議会の解散を選んでも、次は過半数で失職する。斎藤さんは、知事という身分をなくしたとしても、今後も百条委員会に出席して、県民の皆さんに納得する形で事実を明らかにしてほしい」と真相解明を求めた。

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