カズレーザー、日本人男児めぐる中国国内の反応に私見「ナショナリズムを持っている人たちは…」

カズレーザー（2019年12月撮影）

メイプル超合金のカズレーザー（40）が20日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演し、中国広東省深センで日本人の男子児童（10）が44歳の男に刺殺された事件について言及した。

番組では事件後に、中国外務省が遺憾の意を表明した上で「これは個別事案でこのような案件はいかなる国でも発生する」とコメントしたことも紹介した。

カズレーザーは「以前の中国は、戦狼外交でしたっけ…外側に強い言葉使う」と歴史を振り返った上で、今回の事件については「これに関しては、基本的に『中国政府に非はない』ということをとりあえず自国民アピールしなきゃいけないという面もあって、こういった言葉を使うと思う」と推測した。

一方、中国国内の事件への反応についてもコメント。「今回の事件で、追悼の意をSNSであげている方もいらっしゃいますし、ただ一方で、国粋主義的な、反日感情を刺激するような投稿をあげている人もいて、両方ともある程度、アクセス数があがってくると削除される傾向にあるんですけど、これって、今回の事件に追悼の意を表す、ってことが続くと政府への批判につながりかねないから削除されるんだなあと思うし、反日的なことも、それはどうなの、ということで削除されていっても、国粋主義的な、ナショナリズムを持っている人たちは、また投稿する熱は冷めないので、結局そっちの投稿だけ残っていくんじゃないかな、増えていくじゃないのかなと思います」と、中国当局の対応による影響を予想した。

MCの谷原章介も「ナショナリスト的な行動を取った人たちに対して、中国政府がどう対処していくのか、というのも、国民の影響が大きいと思います」と語った。