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日テレ「クイズ タイムリープ」がギャラクシー賞受賞「TV最大の武器であるアーカイブを活用」

日刊スポーツ / 2024年9月20日 20時50分

日本テレビ

放送批評懇談会が選定する、優れたテレビ、ラジオ番組、CMなどに贈られるギャラクシー賞の24年8月度月間賞が発表され、8月11日放送の日本テレビ系特番「クイズ タイムリープ」が選ばれた。日テレのバラエティー番組では今年1月度に「ザ!世界仰天ニュース4時間SP」で放送した「森友学園問題…赤木ファイル!命をかけた375日間」が受賞して以来の受賞となった。

「クイズ タイムリープ」は、かつての同局系人気番組「クイズ世界はSHOWby ショーバイ!!」「マジカル頭脳パワー!!」「アメリカ横断ウルトラクイズ」の世界へ飛び込み、当時の出演者らに混ざってクイズに挑戦する内容で、最新AI技術を駆使して当時の司会者との会話も実現するなどリアルさも追求した。

劇団ひとり、ヒコロヒー、霜降り明星せいや、ファーストサマーウイカ、TravisJapan宮近海斗が出演し、現代スタジオ進行は林田美学アナウンサーが務めた。ひとりは放送前の取材で「今でもこんなに面白いんだなと。逆に今のクイズってストイックすぎるのかなと思いました。毎週こういう枠を作ってほしいし『笑点』とかでもやってみたい」と語り、ヒコロヒーも「板東(英二)さんや逸見(政孝)さんに名前を呼ばれて『うわっ』てなりましたね。(間)寛平さんが間違い探しめちゃくちゃ上手やったり、いろんな才能がおありなんだなと思いました」と振り返っていた。

放送批評懇談会は「かつての名作クイズ番組に現代のタレントが“タイムリープ”して挑戦するという発想が面白い上、それを実現させる最新技術もスゴい。テレビ最大の武器であるアーカイブを活用し、ただ番組を見るだけでなく参加することにより臨場感のあるものとし、新しさと懐かしさが同時に味わえる意義ある試みだった」と評価した。

番組では若手スタッフらが活躍しており、企画演出を務めた入社7年目の生山太智氏は「このような輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思うと同時に、諸先輩方に多数ご協力いただいて放送することができた番組でしたので、心より感謝しております」と周囲のサポートへの感謝を口にし「次回の放送でも、『最新技術×ノスタルジーの融合』、この時代のテレビ番組でしかできない新しい挑戦をしていきたいと思っております!」と力を込めた。

入社9年目の柏原萌人プロデューサーは「社内外の多くの先輩方のお力をお借りして進めきた番組でしたので、沢山の方から反響をいただけて、さらにこのような賞もいただけて本当に良かったです」と喜び「『テレビの魅力』を改めて視聴者の皆さんに感じていただけるような、多くの人に愛されるコンテンツにしていければと思います」とコメントした。

8月月間賞はこのほか、NHKの特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」、NHKスペシャル「グランパの戦争~従軍写真家が遺した1千枚~」、NHKスペシャル「“一億特攻”への道~隊員4000人 生と死の記録~」など第2次世界大戦関連の番組が多く受賞した。詳報は月刊誌「GALAC」11月号に掲載される。

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