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「どっちにしてもたたかれる」小泉進次郎氏、自身への評価めぐり「フルスイングなら後悔せず」

日刊スポーツ / 2024年9月21日 12時29分

小泉進次郎元環境相(2024年9月12日撮影)

自民党総裁選(27日投開票)に出馬している小泉進次郎元環境相(43)は21日、東京都内の選挙事務所で報道陣の取材に応じ、終盤戦に入った総裁選の戦略などについて語った。解雇規制の見直し論など総裁選で掲げる政策への発言をめぐり、厳しい評価も受けているが、「自分の中では、だから自分らしくいこうというところを純粋に考えるようになる」などと述べた。

進次郎氏は、総裁選のこれまでの戦いを振り返り「各地での反応、手応えはというのはある。ありがたいなと思う」と述べた。

かつて務めた党青年局長時代に知り合った顔ぶれが地方議員の幹部や首長などになっており、その働きかけを通じた支援もあるとして「残りの期間、とにかくまっすぐに頑張りたい。議員心理は、最後の最後まで分からない。あきらめずにコミュニケーションをとっていきたい」と語った。

1回目の投票では決着がつかず、上位2人による決選投票にもつれこむとの見方が強い中、各社世論調査で上位に位置する進次郎氏は、決選投票になれば重きを持つ議員票の上積みにも、さらに全力を傾ける意向を示した。

「課題」を問われると、テレビ出演や討論会時の表情と述べ「笑顔と真顔のバランス。もう少し柔らかくしてほしいと言われて笑顔にしたら緊張感がないといわれ、戻したら怖いといわれる。笑顔と真顔のバランスは難しい」。公約に掲げる解雇規制の見直しについては、説明力不足も指摘されるが「より丁寧に伝わりやすく、という形で、いろんな方からご指摘を受ける。アドバイスを聞きながら、自分なりに消化をしながらしながら話している」と説明した。

発信力がこれまで1つの持ち味だったが、総裁選では発信の仕方や説明力が問われる場面も増えている。自身に対して厳しい評価があることについての受け止めを問われると「自分の中では、だから自分らしくいこうというところを純粋に考えるようになる。よく演説でも言いますが、どういう国にしたいのかと問われたら、周りの評価に自分を合わせるのではなく、自分の気持ちに素直に生きられるようにしたいという思いは、まさに自分のことを言っている」と話した。

「どっちにしてもたたかれる。笑顔と真顔のバランスの話とまったく同じで、笑顔にしていたら緊張感がないといわれ、真顔にしたら怖いと。だから、自民らしくいこうと。(最終的な評価は)その結果だなと」

高校球児時代の教訓を踏まえた持論「迷ったらフルスイング」にも触れ「フルスイングした結果、三振かホームランかヒットか、ゴロか分からないけれど、フルスイングしたら結果は自分で後悔なく受け止められる。そのモットーで、と思っている」と強調した。【中山知子】

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