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斎藤元彦知事、数秒絶句後「直接聞きたかった…」亡くなった局長からの告発文提出理由を問われ

日刊スポーツ / 2024年9月21日 18時32分

斎藤元彦兵庫県知事(2024年8月30日撮影)

斎藤元彦兵庫県知事(46)が21日、日本テレビ系「ウェークアップ!」(土曜午前8時)に生出演。自信の疑惑告発文書問題で、県議会(定数86)は19日、知事不信任決議を全会一致で可決したことについて言及した。

県西播磨県民局長だった男性が3月、斎藤元彦知事のパワハラや企業からの贈答品を受領した「おねだり」など疑惑7項目を挙げた告発文書を作り関係者らに配った。県の公益通報窓口にも通報したが、県は通報者への不利益な扱いを禁じる公益通報者保護法の対象にならないと判断。内部調査を進めて誹謗(ひぼう)中傷と認定し、5月に停職3カ月とした。

これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が6月、百条委員会を設置。男性は7月に証言予定だったが、同月7日に死亡した。県職員労働組合などが斎藤氏に辞職を迫り、片山安孝副知事が県政混乱を理由に辞職した。

この流れを踏まえ、1対1で向き合ったよみうりテレビの中谷しのぶアナウンサーから「なぜ県民局長は命が守られなかったんでしょうか」との質問が飛んだ。斎藤知事は「そこは私もすごく残念ですし、今でも心の中でショックを受けています」と切り出した。

「元局長さんは実は私が知事になる前から、存じ上げてまして。何度も食事に行きました。知事になってからも、いろいろ教えて頂いた方なんですけど、調査の中でその方が書かれた、ということで。耳を疑うような思いでした。その時思ったのが、よく知っていた仲なので、直接僕に言って頂ければよかったのに。それから僕も、何か思いをお持ちであるのであれば、直接僕からも聞くべきだったと。今も思っています。あの方も文章を書かれた理由や背景について、思いを第三者委員会や百条委員会で語ってほしかったですし、聞きたかったという思いがあります。そういった意味で、私も残念です」と言葉を絞り出した。

続けて中谷アナから「なぜ、関係性のある県民局長からこういった告白文が出てきたと思いますか?」と聞かれ「そこは私も…」と言って数秒間絶句。「聞きたかったという思いがありますね。本当に昔から知っている方で。仕事も熱心で、本当に局長さんとして信頼してまして」と語った。さらに「だからこそ、直接本人と『知事、こういう風に直した方がいいですよ』と。職員のために言動を改めるべきなんだとか、いろんな話を聞きたかった」と続けた。

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