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吉岡里帆&蓮佛美沙子が能登半島の復興記念公演に出演「復興ののろしを」能登演劇堂で来春上演

日刊スポーツ / 2024年9月30日 13時43分

舞台劇「まつとおね」の記者発表会見に登壇し“能登半島ポーズ”で写真に納まる吉岡里帆(左)と蓮佛美沙子

女優吉岡里帆(31)が30日、都内で行われた、来年3月5日から石川・七尾市の能登演劇堂で行われる舞台劇「まつとおね」の記者発表会見に登壇した。

令和6年能登半島地震復興記念公演として行われる、激動の乱世を生き抜いた武将の妻「まつ」「おね」の愛と友情、平和への願いをこめた物語。初共演の吉岡と蓮佛美沙子(33)のダブル主演で、2人芝居となる。

吉岡は、元日の地震による被災から復旧途上にある中、9月には記録的な豪雨に見舞われた能登について「被害に被られた方のお気持ちを考えると本当に心が痛みました」と語った。

同舞台に挑むにあたり、豪雨の直前に能登を訪れたという。「能登の方々が『本当に楽しみ』『元気を能登に持ってきて』とお話ししてくださって、その笑顔が忘れられなくて」と回想。「復興ののろしを上げたいという気持ち。良くなる方に必ずエネルギーを持っていくという強い意志を持っています」と力を込めた。

蓮佛は「震災から半年が過ぎて、先日の大雨の被害を目の当たりにしました。正直に言って『(上演しても)いいのかな』という葛藤があって。今も0にはなっていません」と吐露。先日、ボランティアに携わった人や震災の被害にあった人から話を聞く機会があったという。

「『エンターテインメントの力に救われた』『希望を届けに来てほしい』とお話しされる方もいて。能登の方の明日を生きる活力になれたらという、その思いだけを握りしめて最後まで作品に臨んでいけたら」と意気込んだ。

能登演劇堂は自然と舞台が一体となったホール。建物や舞台設備が震災の被害を受け、修復が行われている。同舞台の演出を務める歌舞伎俳優、中村歌昇(35)は「能登の方々に楽しんでいただける、心安らげるような作品を作りたいです」と話した。

また、プロデューサーを務める七尾市出身の近藤由紀子氏は「震災前から企画して、平和への願いをこめた『まつとおね』なんですけど、どんな時代でも生き抜いていかなければいかないという思いを届けられれば。私たちができるのは皆さんの心の復興です」と語った。七尾市の茶谷義隆市長も登壇し「ぜひ多くの方に能登に足を運んでいただきたい」と願った。

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