TDLハロウィーンパレード 悪役ヴィランズが先導 初登場ファシリエからカエルブーム到来か？

ゲストに向かって大きく手を振ってこたえるミッキーマウス（撮影・寺沢卓）

東京ディズニーランド（TDL）で10月1日からスタートする「ディズニー・ハロウィーン」のパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン　イントゥー　ザ　フレンジー」が30日に報道向けに公開された。

ディズニーでは個性的な悪役“ヴィランズ”が主役になって、訪れたゲスト（観客）やミッキーマウス＆ミニーマウスらをパレード招待してダンスで盛り上がるパーティーが繰り広げられる設定。パレード直前にはキャスト（スタッフ）のダンス指導も熱心に実施され、あちらこちらで拍手が時間差で湧き起こるなど盛り上がりをみせた。

パーティーを先導するホスト役はパレード初登場となる映画「プリンセスと魔法のキス」（2009年）で悪役カエルを演じたドクター・ファシリエ。ミッキーやゲストをダンスさせて、パレードコースが盛り上がるように言葉巧みにパレード前に会場を盛り上げた。

ゲストやミッキーの踊るパワーで集まったエネルギーで“悪事”を働こうとするが…ファシリエの計画とは裏腹に土壇場で予想もしない事態が起こってしまう、という流れでパレードのボルテージが上がっていった。

黒いシルクハットが特徴的なファシリエはこのパレードでTDLデビューだったが、9月20日から始まった夜のエンタテインメントショー「リーチ・フォー・ザ・スターズ」ではシンデレラ城にプロジェクションマッピングで映し出された映像の中に映画「プリンセスと魔法のキス」のワンシーンがカットインされて、悪役のファシリエよりも一足早くお披露目されていた。

物語ではナヴィーン王子が魔法でカエルに変身させられていることもあって、今後「プリンセスと魔法のキス」に関連したパレードやショー、さらにはカエルキャラクターのグッズなども現れるかもしれない。