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杉良太郎「芸能活動60年・福祉活動65年 感謝の宴」開催 妻・伍代夏子とのデュエットも披露

日刊スポーツ / 2024年9月30日 19時59分

「芸能活動60年・福祉活動65年 感謝の宴」を行った杉良太郎

杉良太郎(80)が30日、都内で、「芸能活動60年・福祉活動65年 感謝の宴」を行った。

1965年(昭40)に「野郎笠」で歌手デビュー、翌年に「燃えよ剣」で俳優デビュー。ミリオンヒット曲「すきま風」や「神様への手紙」などを歌い、俳優としても「遠山の金さん」「新五捕物帳」など1400本以上のテレビ番組で主演を務めた。

この日は「すきま風」「明日の詩」「花のふるさと」「神様への手紙」「愛の一滴」を歌唱し、さらに妻の伍代夏子(62)と「angel-天使を見つけた」をデュエットした。

芸能界の大御所の杉だが、初めて刑務所などを慰問したのはその5年前になる。以来、福祉活動に心血を注いできた。モットーは「決して見返りを求めない」。さまざまな施設に寄付や慰問を行い、大きな震災がある度に真っ先に駆けつけた。福祉の手は海外にも伸ばしている。ベトナムの孤児236人を養子にし、バングラデシュに学校を50カ所建設している。

16年には文化功労者に選出された。年に350万円の年金が支給されるが、それもベトナムの養子を増やす費用などにすると公言。「お世辞を言われるのが嫌い。チヤホヤされるのも嫌」という杉。そんな杉を祝福しようと、菅義偉元総理、額賀福志郎衆院議長ら政財界や芸能界から約500人が駆けつけた。

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