「光る君へ」藤原妍子役・倉沢杏菜が赤い羽根共同募金呼びかけ「同世代のすてきな活動広げたい」

第78回「赤い羽根共同募金運動」キックオフイベントで募金を呼びかける倉沢杏菜（撮影・村上幸将）

NHK大河ドラマ「光る君へ」（日曜午後8時）に藤原道長の娘・妍子役で出演中の俳優倉沢杏菜（19）が1日、都内の霞テラスで行われた、第78回「赤い羽根共同募金運動」キックオフイベントで募金を呼びかけた。倉沢は、大相撲の元小結高見盛の東関親方（48）とともに応援団として街頭に立った。

この日は、若者の居場所作りと食の支援を行うNPO法人AIKURU（アイクル）のメンバーとともに募金活動を行った。同団体は、中学生以上の若者に家でもない、学校でもない自由な居場所を作り、大人の運営の元、集まった若者たちが中心となって自主的に活動。活動の一環として調理があり毎回、若者が献立を立てて買い物に行き、自分たちで調理をし、食卓を囲む、その食材費を赤い羽根共同募金の助成金で、まかなっているという。

倉沢は「私自身も料理をすることが、すごく好き。若いうちから、家でも、それ以外でも安心して活動できる場があることが、すごくすてきだなと思う。私と同じような年齢の方が、こんなにも、すてきな活動をされている場所があるというのが、もっと、もっと広がればいいと思う」と笑みを浮かべた。そして「そのために私も、この場で募金を頑張って呼びかけたい」と言い、笑顔で募金を呼びかけていた。