麻倉未稀 乳がんで闘病中の梅宮アンナにエール「公表していただいて私たちも勇気をもらえます」

自らの乳がん体験を話す麻倉未稀

歌手麻倉未稀（64）が1日、都内で、ピンクリボンフェスティバル2024オープニングナイト「麻倉未稀ライブ＆トーク」に出席した。

イベント後取材に応じた麻倉は代表曲「ヒーロー　HOLDING OUT FOR A HERO」について「あの曲がなかったら（乳がんを）公表していなかったかもしれない」と告白した。「曲の存在が大きい。みんなに頑張れって言っておきながら、私が頑張らないわけにはいかないですもんね」とほほ笑んだ。

「みなさんから『ヒーロー』に励まされたと言ってもらってうれしい」と続け、「この気持ちを自分に入れて、これからもどんどん歌っていきたい」とアピールした。

自身の経験から「『忙しいから検査を受けない』ではなく、忙しいからこそ検査を受けて欲しい」と訴えた。「私も忙しさにかまけて、検査を怠っていましたが、今は早期で見つかればある程度生活はできます」とし、「検査をしなかった私のようにはなって欲しくない」と力説した。

「再検査もぜひ行ってください。何もなければ安心にもつながります」と続け、「忙しいからこそご自身の身体を大切にしてやってください」と語った。

また、7月上旬に乳がんを公表した梅宮アンナ（52）について「すごく気丈にしている。公表していただいて私たちも勇気をもらえます」と言葉を選びつつ、エールを送った。

梅宮は、乳がんの一種の希少がん「浸潤性小葉がん」のステージ3Aと診断され抗がん剤治療を開始し、現在闘病中。