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石破茂氏と“撮影拒否”麻生太郎氏の胸中は…「彼一流の照れのようなもの」元自民の重鎮が推察

日刊スポーツ / 2024年10月2日 21時32分

自民党・伊吹文明氏(2017年9月27日撮影)

元自民党議員で元衆院議長の伊吹文明氏(86=21年に政界引退)が2日放送のBSフジ「プライムニュース」に出演し、石破茂首相(67)による党人事で最高顧問となった麻生太郎前副総裁(84)が、党執行部との写真撮影に同席しなかったことについて私見を語った。

進行のフジテレビ反町理氏に「麻生さんがあの写真への参加を拒否した、ということになってます。これは大人びてないと見たらいいのか、麻生さんなりの筋の通し方なのか」と問われた伊吹氏は「筋の通し方とか、大人としてというんじゃなくて…」と前置きして、説明を開始。「最高顧問というのは、元々、現職(議員)の総理大臣・総裁・副総裁経験者と、衆参両院議長の経験者で構成されていたんですよ。ところがその人たちが集まって、いろいろ党運営に口出しをするものだから、僕の記憶では、高村(正彦)さんたちが若いころに、最高顧問会議の廃止を働きかけて、それ以来、最高顧問会議というのはなくなっちゃったんですよ、最高顧問もないんですよ」と歴史を振り返った。

その上で、「麻生さんは…最高顧問というのは、モノを訪ねられた時に答える立場の者だから、執行部のところで一緒に手をつながせる、ということもないんじゃないか、という彼一流の照れのようなものだったんじゃないですかね」と、麻生氏の胸中を推し量った。

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