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ガダルカナル・タカ、たけし軍団入りきっかけのダブル詐欺事件明かす ツアー収益持ち逃げされ…

日刊スポーツ / 2024年10月3日 13時7分

ガダルカナル・タカ(2011年2月撮影)

タレントのガダルカナル・タカ(67)が、2日夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。たけし軍団入りのきっかけとなった詐欺事件を語った。

かまいたちの濱家隆一(40)山内健司(43)が進行し、「余談」を語る同番組。この日は、FUJIWARAの藤本敏史(53)原西孝幸(53)、ゆうちゃみ(23)とゲスト出演した。

タカは「芸能界の裏と表を知り尽くした男」として紹介され、ビートたけしのもとで、多くのバラエティー番組で体を張ってきたが、芸能界デビューは23歳だったという。

「最初は(つまみ)枝豆とコンビ(カージナルス)組んでて。当時所属してた事務所が倒産することになって。で、倒産しかけた時に、うちの事務所が台湾公演をして、北から南まで満杯にして。起死回生の台湾公演だったわけよ。でもコーディネーターに(収益を)全部、持ち逃げされた」

事務所の存続をかけた最後の大勝負。成功したものの、詐欺被害に遭っていたという。しかも…。

「我々がやったネタが、ヒゲダンスで、すっごいウケて。で、ある会場で、あれ? って。(表に)『ドリフ、来台』って書いてあるのよ。『これ、ドリフくるんですか?』って聞いたら、(コーディネーターが)『ふっ。あなたたち、ドリフよ』って」

ツアーそのものが“詐欺”だった。これに、タカは「その段階で、気づかなきゃいけなかったんですよ。こいつ、詐欺師だって(笑い)」と振り返り、後年になって、加藤茶、志村けんさんにこの話を伝えたところ「大笑いされた」。

ただ、結果的に、倒産寸前の事務所が詐欺被害に遭い、致命的ダメージを負ったことで「そのきっかけで、たけしさんに声かけてもらって、たけしさんの事務所に入ったから」と振り返り、納得するようにうなずいていた。

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