がん治療中58歳女優5年ぶり報道陣の前に「予防と検診は違う」子宮頸がんワクチン接種呼びかけ
日刊スポーツ / 2024年10月3日 16時3分
俳優の古村比呂(58)が3日、都内で行われた「子宮頸(けい)がんワクチンに関するメディアセミナー」に出席した。報道陣の前に登場するのは5年ぶりとなった。
古村は46歳だった12年に子宮頸(けい)がんが発覚し、子宮を全摘出。5年後の17年3月に再発し、放射線治療や抗がん剤治療も経験した。同年11月と23年にも再発し、「今は6週に1回のペースで抗がん剤を投与している」と明かした。「ペット検査等ではがんは見つかっていないので良い状態ではある」と経過の良好ぶりを語った。
講演ではワクチンの重要性や有効性が紹介され、「予防できるのはすごくうらやましい」としつつ、「ワクチンを受けるにあたって悪い映像ばかりが残って、怖いんじゃないかという思いも刷り込まれている」とワクチンのイメージにも共感を示した。
そのうえで「ワクチンを受ける側に正しい情報が届いていないというのを率直に思った」と語った。「(がんと)こんなに長く付き合うと思っていなかった。防げる病気であることをもっと自覚しておけばよかった」と口にし、「予防と検診は違う。検診はあくまで早期発見で、予防できるのはワクチン」と、ワクチンの接種を呼びかけた。
講演に出席した「みんなで知ろうHPVプロジェクト」副代表の木下喬弘氏は「ワクチンを打った後にけいれんが止まらなくなる女の子の映像とかが流れると不安に思う気持ちは非常にわかる」と話し、「有効性がわかっている予防法ってほとんどない。予防できる病気だから、接種を検討してほしい」と呼びかけた。
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