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石破茂首相「国民」を約30回連呼 初の所信表明演説 政治の信頼回復へ決意示すも国民に響く?

日刊スポーツ / 2024年10月4日 14時56分

自民党の石破茂総理(2024年9月30日撮影)

石破茂首相(67)は4日の衆院本会議で、首相就任後初めてとなる所信表明演説を行った。

石破氏は冒頭から、自民党の派閥裏金事件で国民の政治不信を招いたことに言及し「深い反省とともに触れねばならない」と述べ、責任の果たし方について触れざるを得ない展開となった。

「国民の皆さまからの信頼を取り戻す。そのために、『政治家のための政治ではない、国民のための政治』を実現してまいります」とした上で、政治資金収支報告書への不記載が指摘された議員に対し、「改めて向き合い、反省を求め、ルールを守る倫理観の確立に全力を挙げる」と主張。改正政治資金規正法の徹底順守や透明性の確保と国民への公開の必要性を強調した上で「国民の皆さま方にもう1度、政治を信頼していただくため、私自身も説明責任を果たし、さらに透明性を高める努力を最大限していくことを固くお約束申し上げます」と述べた。

自民党総裁選でも打ち出した「ルールを守る」「日本を守る」など「5つの『守る』」の方針をあらためて打ち出し、詳細に言及した。

所信表明演説は約30分間。全体では「国民」という言葉を30回数近く多用し、裏金問題で信頼が失墜した国民に訴えかけるようなムードが漂った。実際にその決意が国民に響くかどうかは、10月27日投開票の日程で行われる衆院選で示される民意に現れることになりそうだ。

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