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田崎史郎氏「みんなでドボンだ。丸く収めるなら」石破首相の裏金議員非公認方針を「一定の評価」

日刊スポーツ / 2024年10月7日 10時26分

石破茂首相(2024年9月30日撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏は7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、石破茂首相が6日、自民党派閥裏金事件を受けて「裏金議員」の一部を衆院選(15日公示、27日投開票)で非公認とするなどの方針を示した背景について「一定の評価はします」と評価した上で、その背景について解説した。

非公認には旧安倍派幹部らが含まれる。石破首相はまた、政治資金収支報告書への不記載が確認された「裏金議員」を原則公認した上で、比例代表への重複立候補は全員認めない方針も示した。

田崎氏は「今は反発の声が目立つが、執行部に寄せられている声はもともと、『丸く収めようとしたら、みんなでドボンだ』と。みんなマイナスを被ると。比例代表で自民党に投票するということは、裏金議員を復活させることになると野党にいわれれば、比例票をかなり減らすことになるという恐れもあったので、こういう措置を取らざるを得なかった」と指摘した。

「裏金議員からの反発はあるんですが、裏金と関係ない人たちが、地元で『なんで裏金議員を公認するんだ』といわれると、裏金議員以外の人たちへの影響が大きくなりつつあった。その声に応えた側面があった」とも述べた。

この判断について田崎氏は「これをだれが決めたか。最終的には総理が決めたが、始まりは先週木曜日。総理が森山(裕)幹事長と小泉(進次郎)選対委員長を官邸に呼んで『案を考えてくれ』と要請した。それを受けて2人が考えた案を土曜日に総理にぶつけて、そこでも決まらず、昨日初めて決まった」と述べた。 旧安倍派幹部らへの処分はすでに出ていることを念頭に「総理は『一事不再理に反しないのか』とかさまざまなことを気にされたようだ」とも述べたが、「国民の声は大事ではないのかというふうに言われ、最終的に決断した」と分析した。

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