キアヌ・リーブスがプロレーサーデビューし24位 予選でスピンし芝生突入も衝突は回避

キアヌ・リーブス（2017年6月撮影）

米映画「ジョン・ウィック」や「スピード」「マトリックス」シリーズで知られる俳優キアヌ・リーブス（60）が5日、米インディアナポリスのモーター・スピードウェイで開催されたトヨタGRカップに出場し、プロのレーサーとしてデビューを果たした。

米メディアによると、初レースでリーブスは、45分間のレースの中盤にスピンアウトして芝生に突っ込む場面もあったが、衝突は回避。けがをしていないことを合図して再びコースに戻って運転を続け、一時21位まで順位を上げたものの最終的に35台中31位で予選を通過。翌6日の2レースにも出場し、24位の成績を残した。

自身のブランドを立ち上げるほどバイク好きとして知られるリーブスにとって、プロとしてのレースはこれが初めてだが、過去にカリフォルニア州ロングビーチで毎年行われているトヨタグランプリ・ロングビーチのセレブリティ・レースに参加したことがあり、2009年には優勝もしている。

この日は、新作グラフィックノベル「ザ・ブック・オブ・エルスウェア」のプロモーション用に装飾されたイーグルキャニオン・レーシングが用意したNO.92 BRZRKRを運転し、レース参加を楽しんでいたという。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）