藤間爽子、初主演「つづ井さん」で原作者から太鼓判「私の動きを映像として渡していると思った」

初主演の読売テレビの連続ドラマ「つづ井さん」会見で笑顔の藤間爽子（撮影・村上幸将）

藤間爽子（30）が8日、都内で行われた初主演の読売テレビの連続ドラマ「つづ井さん」（10日スタート、木曜深夜0時59分）会見で、原作の絵日記を描いた、つづ井氏から「私の動きを映像として、藤間さんに渡していると思った」と絶賛された。

「つづ井さん」は、つづ井氏が自身の日常を描き、14年10月からXで公開を始めた絵日記が話題を呼び累計90万部を記録したシリーズを実写化。藤間は、筋金入りのオタク女子つづ井氏本人を演じた。この日は、藤間をはじめMちゃん役の桜井玲香（30）オカザキさん役の谷まりあ（29）橘役の北村優衣（25）ゾフ田役の木竜麻生（30）と、実在するつづ井氏と4人の親友達を演じた5人が登壇した。

藤間は、役作りについて聞かれると「私は悩みました。本（台本）読みの時（共演陣）みんなキャラが濃かった。私だけ、つづ井さんって何だろうと定まらず、つづ井さん像を作るのに悩んだ」と、当初は役作りに苦戦したと明かした。その上で「相談して、自分で考えている中で、つづ井さんは5人がいる中で1番、楽しんでいる、5人を愛しているというのを1番、感じている人だから、キャラとか考えず、現場で1番、楽しんでやろうというマインドに至ったら、つづ井さん像が見えてきた。自分勝手な感じ…」と、楽しむ事を追求し、役に到達したと振り返った。

つづ井氏は友人と撮影現場を訪れた時を振り返り「モニタで皆さんの演技を見たとき、友人から『藤間さんの演技、めっちゃ似てるよ、あの顔、よくしてるし、あの動き、よくしてるよ』と言ってくれて。自分で書いているので、自分のことは書かないようにしているんですけど、客観的に見て、藤間さんの動きが私に似てると聞いてうれしかった」と、自身を演じている藤間が似ていると言われたと明かした。藤間は、つづ井氏の話を聞き「（映像の先渡しは）ないですし、撮影中盤くらいにお会いしたので、想像して作っていた」と笑った。