NMB48グラビアエース上西怜が卒業発表「２度と経験することができない青春で宝物」

卒業を発表した上西怜（C）NMB48

NMB48の上西怜（23）が8日、大阪・オリックス劇場で行われた14周年コンサート初日公演で卒業を発表した。

公演ではMCに5期生代表として登場したり、泉綾乃と「最高に下品なアタシ」をデュエットするなどパフォーマンスを披露。アンコールの「太陽が坂道を昇る頃」を歌唱中、上西は突然、「私、上西怜はNMB48を卒業します」と声を出した。

「活動した期間は2度と経験することができない青春で宝物です。私のことをたくさん甘やかせてくださり、妹でいさせてくださり、そしてずっとアイドルでいさせてくださり、本当にありがとうございました。私はNMB48とファンの皆さまのことがこれからもずっと大好きです」とメッセージを送ると、笑顔で曲を歌いきった。

同期でグループの2代目キャプテンを務める小嶋花梨（25）が、上西が何回か卒業を考えていたことを振り返りながら、言葉を紡いだ。

小嶋は「一緒にここまでやってきたので、5期生も3人になって2年ぐらいやってきたので、またここから卒業は寂しい。心細い」としんみり。そんな小嶋に、上西は「大丈夫。ゴリラが頼りになるから」と、ゴリラのものまねが得意なもう1人の同期水田詩織を連れてにっこり。水田もゴリラのものまねで応じて、笑いを誘った。

上西は、グループ創設メンバー上西恵の妹で、16年に5期生として加入し、同年6月にお披露目。当時、姉の恵も在籍しており「姉妹同時、同一グループ在籍メンバー」として注目された。

卒業をファンに伝えたこの日も、「私は1期生の姉にあこがれて（NMB48に）加入しました」と姉に触れ、グループ加入後は「実際、入ってみると、何度も卒業したいって思いがありました」と吐露。心が折れそうになりながらも、そのたびに、ファンや仲間、姉を思い、背を押され、前へ進んできたという。

17年10月に正規昇格し、チームB2メンバー。同11月、17枚目シングル「ワロタピーポー」で初選抜入り。加入当初から姉も太鼓判を押していたボディーに磨きがかかり、NMB48のグラビアエースとしても活躍してきた。

上西の卒業時期、卒業後の活動は未定。