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衆院解散でなぜ万歳?「やけくそ」「高揚感」「天皇陛下に向けて」など諸説 10・27衆院選へ

日刊スポーツ / 2024年10月9日 11時44分

7日、衆院本会議での代表質問で答弁する石破茂首相(撮影・中山知子)

政府は9日の臨時閣議で、衆議院の解散を決めた。衆院は9日午後3時半から始まる衆院本会議で解散される。

本会議では、林芳正官房長官から伝達される紫のふくさに包まれた、天皇陛下の署名、押印(御名御璽=ぎょめいぎょじ)を受けた「解散詔書」を額賀福志郎議長が読み上げ、衆議院を解散を宣言する。その際、場内の議員が、自然発生的に「ばんざーい」「ばんざーい」と万歳を叫ぶ声が起きるのが、衆院解散時の恒例風景となっている。

この「万歳」を叫ぶ行為の由来には、さまざまな説があるとされる。

古くは明治時代、1897年(明30)12月25日の衆院解散時の議事録に「拍手起こり、『万歳』と呼ぶものあり」との記録が残っており、これが最初の「衆院解散時の万歳」とされている。ただそれ以前の記録はないため、詳細は不明だ。

一方、衆院解散は衆院議員にとって「失職」を意味するにもかかわらず、万歳を叫ぶ理由に関しては、「解散詔書」が天皇陛下の署名、押印を受けたものであるため、とする説があるほか、「再び衆院議員としてこの議場に戻ってくる、という決意表明の一環」「高揚感」「やけくそになって」など、さまざまな説があるといわれている。

今回の衆院選は10月15日公示、同27日投開票の日程で行われる。

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