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石破首相「第2次検討使」批判に反論「検討では何もしないことと同じ」国民玉木代表と党首討論

日刊スポーツ / 2024年10月9日 15時54分

石破茂首相(2024年9月30日撮影)

石破茂首相は9日の党首討論で、国民民主党の玉木雄一郎代表から「検討」というフレーズを繰り返す姿勢を「第2次検討使」と皮肉られ、強い調子で反論した。

「検討使」は、岸田文雄前首相に命名された不名誉なフレーズ。

玉木氏は7日の衆院代表質問でも「検討」を連発した首相を「第2次検討使が派遣され、2代目を襲名したようだ」と皮肉っていたが、この日も、政策活動費の将来的な廃止を「検討する」という立場の自民党について「行動で示してほしい。将来、政策活動費の廃止も含めて検討と、検討、検討…検討は前の内閣でいっぱい聞いた」と批判。「第2次検討使になっているが、総理に求められるのは決着と決断だ」と指摘した。

この日の玉木との討論では、まもなく始まる衆院選でも使途公開が義務づけられていない政策活動費の使用を使うと明言した首相に対し、玉木氏が「自民党がこれだけの政治とカネの問題を起こして、行われる選挙。政策活動費を使わないということ自民党が率先することが第1歩になるのではないか」と指摘した。

質疑は政策活動費に関するものだったが、答弁に立った石破首相は「私が、初めて防衛庁長官になったのは22年前。庁内の文書を『検討する』で終わることはない。『検討して、いついつまでに成案を得る』でないと、防衛庁の文書は認められない。(自身が大臣を務めた)農水省、内閣府でもそうだった」と反論。「検討、検討、検討で終わるのは何もしないことという意識を持っている」とも主張した。

「検討使」指摘によほど怒りがあったとみられる。一方で、政策活動費については「きちんと結論を得て、心してこの選挙に臨んで参りたい」と述べただけだった。

玉木氏は、自民党席から拍手が起きたことに「自民党はなんで、そんなことで拍手をしているのか。自民党を変える前に、石破総理が変わってしまった」と嘆いて、討論を終えた。

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