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渡邊センス第3回弁論準備実施「報道は客観的事実に反する」決着は年越し濃厚に

日刊スポーツ / 2024年10月10日 14時50分

(渡邊センスのXから)

お笑いコンビ、クロスバー直撃の渡邊センス(40)が写真週刊誌「フライデー」発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第3回弁論準備が10日、オンラインで行われた。今回も渡邊本人も出席し、約20分間で終了。次回は12月19日にオンラインで非公開で行われる。

今回は第2回で行われた講談社側による報道の公共性や公益性、記事の真実性、真実相当性への主張に対する渡邊側の反論などについて審理を行った。

渡邊側は、渡邊センス本人が平成30年10月のダウンタウン松本人志らとの飲み会実施にあたり、記事内に登場するA子に「VIPが来るから、もしヤるってなったら必ずできる子を呼んでほしい」と依頼して誘ったこと、「連れてくる子の写真を送ってほしい」と伝えた上で確認後「かわいいし、この子で大丈夫」と返答したこと、飲み会当日に事前に居酒屋で合流し、A子が連れてきたB子に対し「そういうことはデキるんやな?」と念入りに確認したことなどについて、「女性を上納、献上していたという印象を一般読者に与えることは明らかで社会的評価を著しく低下させるものである」と名誉毀損(きそん)にあたることを主張していた。

渡邊の代理人を務める栗原正晴弁護士は10日に応じた取材で「講談社側は渡邊さんは女の子に確認の上、そうした行為ができると言った子だけ誘っているから紳士的じゃないのっていう、そういうことを書いているから社会的評価は下がらないと主張していました。なので、女の子に確認しているとかそういう話ではなくて、上納している人としてみられるのが社会的評価の低下でしょという反論をしました」と語った。

具体的な記事の矛盾点についても指摘したといい、渡邊は飲み会開催当日は直前まで大阪でのイベントに仕事で出演しており、事前の居酒屋での合流が不可能だったこと、渡邊が当日に飲み会に誘ったという女性に栗原弁護士らが面会したところ、「『必ずできる子を呼んでほしい』など頼まれたことはない」と答えていたことを主張。記事に掲載された女性が松本に馬乗りになっている写真についても同女性は「全くわからない」と答えたという。

栗原弁護士は「報道は客観的事実に反するのではないかと主張しました」と振り返った。今回提出した書類内でも「(記事内で出た)A子は存在するのか、いても何者なのかは不明。(報道は)いずれも事実ではないことが明らかであって、被告らの反論には全く理由がない」と強く指摘した。

また、広く名の知れた松本が出席した酒席について報じること自体には「公益性、公共性が認められる余地があった」としつつ、「フライデー」の報道については「松本ほどの知名度もなく、社会的影響力もない原告(渡邊)の芸名を明記し、原告を特定して報じることに、何らの公益性も認められないことは明らかである」と主張。真実性ないし真実相当性についても「十分な取材活動を行っていない」とし、酒席の開催事実については第三者から「伝え聞いても言える」こととし、当時盛んに報道されていた松本に関する週刊文春などの記事から「創作できる」とも指摘。女性が松本に馬乗りになった写真については「他者の写真であることも、改変された写真でないとも言い切れない」とし、渡邊本人らへの取材なども行われていないことから「極めて根拠が薄弱と言わざるを得ないものばかり」とつづった。

12月の第4回では講談社側が報道の真実性、真実相当性などについて主張、立証するという。栗原弁護士は自身のXで「3R。明日は攻めるよん」とつづっていた渡邊の様子について、「特にコメントはなく、『次回までずいぶん(期間が)あくな』ということは言っていました」と明かした。あと数回は弁論準備が続く見込みといい、本人らによる法廷での弁論、そして決着は来年以降になることがほぼ確実となった。

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