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元JAYWALK中村耕一「一切隠し事なくそう」薬物事件で決心 初映画初日に”秘密”も明かす

日刊スポーツ / 2024年10月11日 16時17分

この映画への思いを語るexJAYWALKの中村耕一(撮影・丹羽敏通)

元JAYWALKのミュージシャン中村耕一(73)が11日、東京・TOHOシネマズ日比谷で、主演の音楽ファンタジー映画「はじまりの日」(日比遊一監督)の初日舞台あいさつに出席した。

映画初主演の中村は「映画は初めてということで、お手柔らかになにとぞお願いします。少し照れくさいです。映画を何度か見たんですけど、いまだに正視できないです」と初々しくあいさつし、ダブル主演の遙海(28)も「恥ずかしい」と笑みを見せた。

中村は、ともに登壇した竹中直人(68)について「竹中さんの普段と、カチンコが鳴った後の変わりようがあまりにもギャップが大きすぎた。お世辞でもなんでもないんですけど、昔からファンで、JAYWALKのメンバー全員、竹中さんのあれ見た? という話をしていた時期があります。共演させてもらってものすごい光栄でした。目の前で”笑いながら怒る人”をやってくれた。最高でした」と振り返った。

竹中は「耕一さんのたたずまいがとてもチャーミング。2人とも役者の次元じゃないところに存在していた。少年少女のように柔らかい雰囲気を出していた」と話した。

告白したいことについてのトークも。10年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受け、翌年JAYWALKを脱退した中村は「不祥事を起こしていろんな人に迷惑をかけてしまって、それ以来、一切隠し事をなくそうと決めたので、いまさらカミングアウトすることはないんですけど」と前置きしつつ「ライブの時とか、勝負ごと、ここという時には赤い下着を着けてます。俳優さんたちにそういう方が多いと聞いて、1回履いて行ったら、自分なりにライブがうまくいったと実感できた」と明かした。竹中も「僕もその気持ち分かります。(舞台公演をしていた)大阪で、赤とかオレンジとか黄色とかのパンツをいっぱい買いました」と共感していた。

諦めないことをテーマにした作品。中村は「歌に関して、ずっと歌っていこうと決心している。あとどれくらい? というクエスチョンマークがよぎりますけど、諦めないで頑張っていこうと思っています」と言うと、観客からは拍手が起こった。

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