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「石破茂、お前もか」国民玉木雄一郎代表、政策活動費での自民党の矛盾に怒り 衆院選インタビュー

日刊スポーツ / 2024年10月12日 5時0分

衆院選では「正論パンチ」で訴えると明かした国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)

国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は11日、衆院選(15日公示、27日投開票)を前に国会内で日刊スポーツなどのインタビューに応じ「今回だけは、自民党を勝たせてはだめだ。『正論パンチ』で、困難を打ち破りたい」と気勢を上げた。

玉木氏は9日の党首討論で、石破茂首相に使途公開の必要がない巨額の政策活動費を今回の衆院選で使わないよう求めたが、首相は「使うことはございます」と開き直った。玉木氏は「自民党は(将来的には)廃止を検討すると書いた公約を掲げて戦う選挙で、政策活動費を使いまくるんですよ。それで、キャッチフレーズは『ルールを守る』。悪い冗談かと思った。なめているよね、本当に」と怒りをまじえて指摘。「自民党だけ何十億も政策活動費を使うんでしょ?。公約に書いていることからまず守っていただきたい。落語としては面白いかもしれないが、与党第1党ですから」と、皮肉をまじえつつ「ふざけんなということで、怒りをぶつけていくべき選挙だと思う」とも述べた。

石破首相の姿勢に対しては「自民党を変えると言って期待された石破さんが、党を変える前に自分自身が変わっちゃった。『ブルータス、お前もか』ではないが『石破茂、お前もか』と言いたい」と、一連の「変節」ぶりを嘆いた。

今回の衆院選について「政治とカネの問題が大きな争点になることは間違いない。脱税まがいの事をしてまともに税金を払わない自民党に、国民のみなさんの税金の配分を決める権限を、再び与えていいのかどうか」と主張。国民民主党の公約のキャッチフレーズは「手取りを増やす。」。玉木氏は「ひとことで言えば、政治家は税金を払え、国民には減税しましょうと。今はそれが、逆になっている。政治家は脱税まがいの裏金づくりをして、国民に重い税負担、社会保険料負担をずっと求めている。この政治を変えないと国民は浮かばれない」と訴えた。

また30年前から続く「103万円の壁」と50年間続くガソリン暫定税率の廃止を訴え、「ゾンビ税制を全部倒したい」とも述べた。

獲得議席目標については、前回2021年衆院選で獲得した11議席を上回り、単独で衆院で法案を提出できる21議席に「1議席でも近づけたい」と述べた。東京での議席獲得も「悲願」と述べた上で、与党の過半数割れに追い込むと、意気込んだ。

応援演説に飛び回る中、公示前だがすでに声はかれている。歌手世良公則(68)直伝という「のどのアイシング」で乗り切る構えだ。東大陸上部時代は十種競技の選手だったが「最近は運動しておらず、運動は選挙運動だけ(笑い)。腸内環境は整えていきたい」とも口にした。【中山知子】

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